【東京で抹茶】旧古河庭園でお抹茶とバラを愉しむ<春秋限定>

東京都北区西ヶ原にある『旧古河庭園』は、大正初期の洋館、西洋庭園、日本庭園が愉しめる文化財庭園。
浜離宮恩賜庭園旧岩崎邸庭園六義園などと同じ「都立文化財9庭園」の一つです。

西洋庭園に咲く『薔薇』が有名で、春(5月〜6月)と秋(10月〜11月)の見頃の時期はとてもにぎわいます。
その『旧古河庭園』でお抹茶が愉しめるので訪ねてみました。

アクセスは、JR上中里駅、駒込駅から歩いていけるところにあります。
・JR京浜東北線「上中里駅」から徒歩7分
・JR山手線「駒込駅」から徒歩12分
・メトロ南北線「西ヶ原駅」から徒歩7分

イベント情報
『秋のバラフェステバル』
2019年10月5日(土)〜10月27日(日)
9:00〜17:00(最終入園16:30)
<詳細>
https://www.tokyo-park.or.jp/announcement/034/detail/44346.html

旧古河庭園とは

旧古河庭園を所有していた古河家は、十五大財閥の一つ。

庭園のある場所は、元は明治の伊藤内閣で外務大臣も務めた睦奥宗光の別邸だったようです。
宗光の次男(古河家の2代目当主)が古河家の養子になった時に古河家の所有になりました。当時の建物は現存せず、洋館などは大正になり、3代目当主の古河虎之助の時に作られたものです。

昭和30年に東京都の所有になり、平成18年に国の名勝に指定されています。

正門から入り受付のサービスセンターで入園料を支払って中へ。

<入園料>
・150円(一般)
・70円(65歳以上)
小学生以下、都内在住、在学中学生:無料

入口に近いところ(北側)に洋館と西洋庭園、奥(南側)に日本庭園がある配置です。
写真だと左下が正門入口。

洋館と洋風庭園を愉しむ

まず、見えてきたのが重厚感のある石造りの建物(北側)。
英国貴族の邸宅にならっているという古典様式の洋館です。

設計はジョサイア・コンドル(1852年〜1920年)。旧岩崎邸庭園洋館、鹿鳴館なども手がけた英国人の建築家です。

大谷美術館にもなっている洋館内を見学(見学料800円)することもできますがハガキでの事前予約が必要です。

洋館の横(西側)を通って正面に。
ちょっと英国貴族の雰囲気・・・。

洋館の正面(南側)が階段になっていて少し下りたところが洋風庭園です。花壇にはバラがたくさん植えられています。

洋風庭園に下りてから洋館の方をみると、おお〜、これパンフでもみる古河庭園のメインカット。

訪れたのは9月の末。洋風庭園のバラは、まばらに咲いている程度でしたがシーズンになると、

雅子皇后陛下の『エグラン・タイン(マサコ)』
・美智子上皇后陛下の『プリンセス・ミチコ』

・エレガント・レディ(ダイアナ・プリンセス・オブ・ウェールズ)
・イングリッド・バーグマン
など、約100種200株のバラを愉しむことができます。

それでも咲いているバラはきれい〜

『バラ』からの洋館・・・。

園内は「バラ」だけでなく、一年を通しで色々な草花が愉しめるようです。

日本庭園を愉しむ

洋風庭園を抜けてさらに階段を下り、茶室のある日本庭園の方に。

『心』の草書体を形取ったという大きな「心字池」を中心に回遊式庭園が広がっています。
洋館や洋風庭園からは想像できない和の空間でびっくり・・・。

庭園の作庭は「植治」と呼ばれた7代目小川治兵衛(おがわ じへえ)
京都の山県有朋の別邸「無鄰菴」など、多くの名勝の日本庭園を手がけた天才庭師の作品です。

庭園は周囲より少し低い場所にあるので包まれた感じの落ち着く空間。大きな雪見灯籠や、大滝、枯滝もあり優雅で美しく迫力もあります。
財閥の日本庭園すごい・・・。

木々の変化が作り出す光と影のコントラストが水墨画のようでもあり、見る場所で色々な景色が愉しめます。紅葉の時期はまた素敵になりそう・・・。

茶室でお抹茶を一服

お抹茶が頂ける茶室は「心字池」の西側から少し入ったところにあります。

右手に茶室らしき建物を見ながら歩いていくと入口と案内がありました。

お抹茶(干菓子付き):700円
茶室でお抹茶が頂けるのは、春と秋の限定なので事前にHPで確認してからがおすすめ。
営業時間:AM11時〜PM4時(定休日:月、金)

<茶室営業案内:旧古河邸>
http://otanimuseum.blogspot.com/

小路なりに庭の方から回り込む感じで茶室に。

彼岸花がきれい。

これはちょっと素敵な佇まい・・・。

森の茶室・・・。

茶室の前で靴を脱いであがります。
6畳ほどの茶室は少し暗めで落ち着く空間。

茶室に座り、お抹茶代をスタップの方に渡します。

本日の掛け軸は「一期一会」。

3方が障子が開けられているのでとても開放感があります。

茶室から見える景色も素敵。秋が深まると紅くそまりそう。

待つこともなく、まず干菓子。そしてお抹茶(薄茶)がでてきました。

菓子は、青もみじの落雁。そして菊のような半生の干菓子、琥珀糖でしょうか・・・少しハッカのような風味がしました。

薄茶は老舗「一保堂茶舗」の抹茶。もきめ細かい泡立ちで薫り高いお抹茶。
おいしい・・・。

茶室を抜ける風が気持ちよく、無心になれるひと時が愉しめる心落ち着く空間です。
ごちそうさまでした。

茶室が小さいので、他のお客さんといっしょになると相席感がでてしまいますが、タイミング良く独占できるとゆっくり堪能できそうです。

洋館でもお抹茶が愉しめる

訪れた日は残念ながらお休みでしたが、洋館の喫茶室でもお抹茶やコーヒーを愉しむことができます。

旧古河庭園でバラとお抹茶を愉しんでみてはいかがでしょうか。

今日も美味しいお茶で素敵な、一日を。

営業時間 11:00~16:00(春、秋のみ営業)
定休日 月・金(月曜が休日の場合は翌平日) ※春、秋のみ営業
※洋館の喫茶室は営業日が変わるので事前チェックしてからがおすすめ。
http://otanimuseum.blogspot.com/
入園料 一般: 150円
お抹茶 700円(干菓子付き)
HP http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index034.html
住所 北区西ヶ原1-27-39

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