京都市西京区にある「地蔵院(じぞういん)」。
あのアニメで知られている「一休さん」が6歳まで修行したという臨済禅宗のお寺です。
自宅まで願いを叶えにきてくれるお地蔵さんがいることで有名な「鈴虫寺」や「苔寺」の近くにあります。
その地蔵院で抹茶がいただけます。
苔寺・鈴虫寺のバス停から階段を登って少し進むと、右側に地蔵院があります。
奥に見える山門の方に近づくにしたがって、どんどん空気が変わってきます。
地蔵院は、今から650年前の南北朝時代に細川頼之(ほそかわ よりゆき)が建てたお寺。
これまた、タイムスリップ感がすごい!
山門をくぐったところに小さい小屋があって受付に女性の方が1人。
受付を済ませると「どうぞごゆっくり」と声をかけていただきました。
拝観料は500円。
お抹茶は別料金で600円。
※抹茶は不定期。事前に要確認
地蔵院は「竹の寺」と言われているだけあって竹林がすばらしい。
これは、アトラクションか、昔への入り口か・・・。
左右に竹林をみながら静かな坂道をのぼっていくと、本堂があります。
苔が蒼々して、光が差しているところとのコントラストが美しい〜。
本堂の右の方に進むと、地蔵院の方丈が見えます。
訪ねた日は、平日の午前中。他に拝観している方が誰もいなくて、本当にタイムスリップしたかのようです。
ここから先、方丈の中は「撮影禁止」。
方丈はとても小さく質素。お線香の煙と香りだけが静かにただよっています。
JR東海のCM「そうだ京都、行こう」でも紹介されていますよ。
お抹茶はこの方丈でいただくのですが、残念ながらお抹茶はいただくことができませんでした・・・。
なんと平日は【予約制】だったのが、さらに指定日に変更した模様で、土日も指定された日のみのようです。
地蔵院のHPの「お知らせ」に、月末、翌月の予定を掲載する形になっていました・・。(予定も事情により変更になることもあるようです)
地蔵院でお抹茶をいただくときは、事前に確認してからにしましょうね!
・お抹茶は不定期(HPにて月末に翌月の予定掲載)。
・法事など事情によりでお抹茶休止の場合もあり(HPに事前に掲載)。
でも、ちょっと一休さんが修行している様子が想像できたりして、とても心がやすまる空間です。タイムスリップした気分で地蔵院でお抹茶を楽しんでみてはいかがでしょうか。
帰りは、「鈴虫寺」で、和尚さんのありがたい説法とお願い事をするのもお忘れなく!
拝観時間 | 9:00~16:30 |
---|---|
休館日 | 無休 |
拝観料 | 一般: 500円 |
お抹茶 | 600円(不定期。HPに翌月の予定掲載。要確認。) |
お寺のURL | http://takenotera-jizoin.jp |
住所 | 京都市西京区山田北ノ町23 |
備考 | 別名「竹の寺」。参道を包む楓(かえで)、足元に広がる苔、そして境内を覆う圧巻の竹林。【庭園】十六羅漢の庭:枯山水庭園。空海の作と言われる延命安産の地蔵菩薩を本尊としている。参道を包む楓(かえで)、足元に広がる苔、そして境内を覆う圧巻の竹林 |
お抹茶:竹の寺 地蔵院
http://takenotera-jizoin.jp/category/blog/