ハーゲンダッツの抹茶アイスの新作『翠(みどり) 濃茶』を食べてみました。
2019年7月9日(火)発売 324円(税抜) <期間限定>
ハーゲンダッツは1984年に日本で発売されてから今年で35周年。『翠 濃茶』はその35周年を記念して発売された期間限定の商品。
抹茶には、この商品のために特別に栽培された「旨味が強く、苦味が少ない」初摘み抹茶を使用しているようです。
抹茶はハーゲンダッツが日本市場向けとして最初に開発したフレーバーでもあり、ハーゲンダッツの意気込みが感じられそうなアイスです。
濃茶とは
商品名にもなっている『濃茶』。
普段、お茶屋やお寺などで飲むことができる泡のあるお抹茶は『薄茶』と呼ばれるもの。
『濃茶』は、少ない湯量で抹茶量を増やして練るように点てる濃厚なお抹茶のこと。格式の高い茶事などで振る舞われるものです。
濃茶には濃茶用の上級な抹茶が使われ、抹茶の量は薄茶の2、3倍多く、使うお湯も薄茶の半分以下です。
食べた感想。抹茶にキレあり
早速、『翠(みどり) 濃茶』のフタをあけて抹茶アイスを拝見。
深みのある濃い抹茶色〜。
一口味わってみると、
抹茶の風味が濃い・・・。
抹茶が濃いといってもただ苦みが強いわけではなく、抹茶のしっかりした旨味とほどよい渋み。
ミルク感は控えめで後味にも抹茶の余韻がしっかり残ります。
抹茶となるお茶の栽培は、茶葉を摘む前に20日程度、茶樹に覆いをして遮光します。
遮光することで苦み成分のカテキンを抑え、旨味成分であるテアニンを増やすためですが、『翠(みどり) 濃茶』で使用している抹茶は、なんとこの覆いを35日以上したものを使用しているとか。
さすが、ハーゲンダッツの抹茶アイス・・・。
うま〜っ!
『グリーンティー』ミニカップと比較してみた
ハーゲンダッツの抹茶のアイス『グリーンティー』のミニカップとも比べてみました。
『濃茶』の容量は100mlと『グリーンティー』より10ml少ないのですが、価格は29円高です。
<価格>
・翠 濃茶:324円(税抜)
・グリーンティー:295円(税抜)
<容量>
・翠 濃茶:100ml
・グリーンティー:110ml
原材料はどちらも、シンプルな5種『クリーム、脱脂濃縮乳、砂糖、卵黄、まっ茶』のみ。
無脂乳固形分、脂肪分は、少しだけ『濃茶』の方が低めです。
<無脂乳固形分、脂肪分等>
・翠 濃茶:
無脂乳固形分:8.0%、乳脂肪分:13.0%、卵脂肪分:0.7%
・グリーンティー:
無脂乳固形分:9.0%、乳脂肪分:13.5%、卵脂肪分:0.8%
アイスの抹茶色を比べてみると、『濃茶』の方が濃く深い緑色〜。
食べ比べてみると、すごく差があるわけではありませんが『濃茶』の方が抹茶の風味は濃く、渋みとキレがある印象。
グリーンティーの方は脂肪分が高い分、後味にコクとミルク感があってやさしい味わい。後味は『濃茶』の方がさっぱりしています。
原材料、カロリー『翠(みどり) 濃茶』
原材料名:クリーム、脱脂濃縮乳、砂糖、卵黄、まっ茶、(一部に乳成分・卵を含む)
種別:アイスクリーム
無脂乳固形分:8.0%、乳脂肪分:13.0%、卵脂肪分:0.7%
内容量:100ml
カロリー:220kcal
炭水化物(糖質):20.2g
ハーゲンダッツの抹茶アイスの新作『翠(みどり) 濃茶』
チェックしてみては。
今日も美味しいお茶で愉しい、一日を。