鎌倉市山ノ内にある「円覚寺(えんがくじ)」。
「円覚寺」は、鎌倉幕府の8代執権 北条時宗が1282年に創建(開基)しました。開山は無学祖元(むがくそげん)という中国の僧。
鎌倉時代に2度にわたるモンゴル帝国の日本への侵攻「蒙古襲来」で戦没した霊を弔う(とむらう)ために建てられた臨済宗のお寺です。
その円覚寺でお抹茶が頂けます。
円覚寺は、JR横須賀線の北鎌倉駅の東口(鎌倉方面を見て左側の改札)をおりてすぐ。
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駅から徒歩1分程度で左に入口があります。階段をのぼり、総門の先にある受付で拝観料を納めて中に。
拝観料は、大人300円、子供100円
※お抹茶は別
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桜を見ながら、さらに階段をあがります。ここの桜が満開なるときれいそうです。
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円覚寺の境内は広い
階段の上には、威厳のある大きな三門。境内もとても広そう。
お抹茶がいただける「佛日庵(ぶつにちあん)」は境内のずっと奥の方です。
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円覚寺の境内に桜の木は沢山はありませんが、ところどころにある桜が春を感じさせてくれます。
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三門の先にある仏殿の横を奥に進むと、右に大方丈。
方丈は中に入ることができて、お釈迦様の入滅の場面を描いた涅槃図なども展示されています。
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大方丈の先には、立体感のある妙香池。
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さらに進むと、左側にお釈迦様の歯が祀られているという国宝の「舎利殿」があります。
中には入れないので、門の所から遠くの舎利殿を拝みます。
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拝観チケットの写真、冬の舎利殿ですね。
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舎利殿を先に進むと、きれいな花を咲かせた大きなモクレンの木がみえました。
お抹茶がいただける「佛日庵(ぶつにちあん)」です。
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門の外から中をうかがうと、赤い毛氈(もうせん)の敷かれたお抹茶席が外に。
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濃いめのお抹茶と鳩の落雁
さっそく受付で拝観料とお抹茶代を納めて中に。
拝観料 100円
お抹茶代(菓子付) 500円
「佛日庵」は、円覚寺を創建した北条時宗公を祀るお寺さんです。
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まず、受付でいただいたお線香でお堂にお参りをして。
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毛氈の茶席に腰掛けていると、すぐに奥からお抹茶とお菓子をもってきていただきました。
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お抹茶は、苦みも風味もとてもしっかりした少し濃いめの抹茶。
春のこの季節、外でいただくお抹茶はおいしいですね〜。
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お菓子は、鳩の形をした落雁。
これは鎌倉の銘菓「鳩サブレ」で有名な豊島屋の落雁です。
深みのある甘みでおいしゅうございます。
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境内にある茶室のそばにはしだれ桜もあって、花が咲くととても華やかになりそうです。
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弁天堂の茶屋でもお抹茶が頂ける
円覚寺の境内には、もうひとつお抹茶をいただける場所があります。
鐘楼のある弁天堂。三門に近いところ右手側にあります。
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鐘楼の洪鐘(おおがね)は国宝。弁天堂までは階段をかなり登っていかないとなんですが・・・・
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弁天堂の鐘楼はかなり朽ちていて、国宝なのにちょっと放置されている感じ。
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お抹茶がいただけるのは、弁天堂の併設されているお茶屋さん「洪鐘弁天茶屋」。
白髪の外人さんがお茶をしていました。絵になります・・・
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お抹茶はお菓子付きで650円。
こちらは、見晴らしもいいので天気がいい日なら気持ちがよくていいですね。
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北条時宗が700年前に創建した円覚寺で、お抹茶をいただいてみてはいかがでしょうか。
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円覚寺からさらに徒歩5分程度のところに、あじさい寺として有名な「明月院」があります。明月院もお抹茶をいただけるお寺です。
関連記事:【鎌倉で抹茶】明月院(めいげついん)<あじさい寺>でお抹茶を楽しむ。
今日もお茶で素敵な一日を。
拝観時間 | 3〜11月8:00~16:30 / 12〜2月8:00~16:00 |
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休館日 | 1月1日のみ |
拝観料 | 一般: 100円 ※別途円覚寺入山料(300円)必要 |
お抹茶 | 500円(落雁付) ※拝観料(100円)込 |
お寺茶処のURL | http://www.butsunichian.com/ |
住所 | 鎌倉市山ノ内409 臨済宗大本山円覚寺山内 |
備考 | 鎌倉五山で第二位の由緒ある寺、円覚寺搭頭。御堂やコケ庭を眺めながら、静かなひと時を過ごすことができます。 |