日本一濃い抹茶ジェラートで有名な『ななや』さん。浅草、青山にあるお店で毎日行列が絶えません。その『ななや』さんの本場、静岡県にある藤枝店にいってみました。
藤枝店には石臼工場とジェラート工場があり、石臼で挽いた抹茶をすぐに工場で抹茶ジェラートにしたものが食べれるということで楽しみです。
ななや藤枝店は、JR藤枝駅からクルマで6分程度の東海道沿い。行ったのはゴールデンウイークの間の平日の夕方でしたが、店舗の駐車場は満車状態で道路まで車列ができていました。静岡でも行列しているとは・・・。
さすがに本場静岡の店舗だけあって大きい。入口には「丸七製茶」と書かれた暖簾が。丸七製茶は明治創業の静岡のお茶メーカー、ななやの母体です。
店舗の中は広く、お茶関連の商品がたくさん。人でもぎわっています。雰囲気は観光地のお土産コーナーのような感じ。
ケーキなどのお茶のスイーツも販売しています。
入って右のエリアは新茶がずらり並び。奥では試飲もできるようになっています。天井には製茶の道具も。
ハーフ&ハーフで2つの味を楽しめる
目当ての抹茶のジェラートはやはり行列ができていました。だいたい20人程度です。
15分程度待ってアイスケースの前に・・・。
いつみても、この深い抹茶色の並びは迫力がありますね。
新茶の季節だけあって「季節限定の新茶」もありました。
ハーフ&ハーフができるようなので、悩みながらも「抹茶の6番と新茶」、「ほうじ茶と玉露」を注文。1つで2つの味が楽しめるのでハーフ&ハーフを注文している方が多い印象でした。
いやいや、素敵な見た目ですね〜。
抹茶NO6と新茶のジェラート
「抹茶NO6」の抹茶の濃厚さはやはりすごい〜。浅草でも7番を食べたことがありますが、抹茶の味は不思議とこちらの方がはっきりしていて濃いという印象。とても自然な濃い抹茶の味です。
抹茶は、農林水産大臣賞を受賞している藤枝産抹茶を使用。宇治抹茶の商品をよく目にするなかにあって、静岡抹茶というところも「ななや」ならではでいいですよね。
「新茶」は抹茶ジェラートといっしょに味わっているからなのか、値段も少し高かった割には、あまり味に特徴を感じないお茶のジェラートという印象でした。でも新茶は福があるというので、味の特徴というより縁起物としてこの季節にいただく感じですね。
玉露とほうじ茶のジェラート
「玉露」は一口食べると玉露特有の旨味が口にちゃんと広がって玉露を味わえます。「ほうじ茶」のジェラートはとても香ばしさがしっかりしていて風味も自然。茶葉をそのまま練り込んでいるようなほうじ茶の味です。玉露とほうじ茶だと玉露の方が繊細な味なので、先に玉露を味わうのがおすすめです。
色々なお茶のアイスをいただいていますが、「ななや」さんのお茶のジェラートはちょっと格がちがうな〜とおいしさを再認識。ひと味もふた味もお茶を楽しめるジェラートです。藤枝の近くにいったときは、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
ななやの駐車場が混んでいるときは、すぐ裏に大きな駐車場のあるカインズに寄ったついでに、歩いていけばよさようです。
今日もお茶で素敵な一日を。
ななや
http://www.marushichi-group.jp/nanaya/