京都左京区にある南禅寺。約750年前の鎌倉時代に建てられた臨済宗の禅寺。
その南禅寺の奥に抹茶を頂ける庭園「方丈庭園」があります。
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南禅寺といえば三門
南禅寺はなんといっても三門が有名です。
石川五右衛門が登って「絶景かな」といったことで知られる三門。
でも三門は、実は五右衛門の死んだ後にできたとか・・・。
大きい!重厚感がすごい。
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三門を抜けて法堂に進みます。方丈庭園は法堂の右をさらに奥に。多くの観光客は法堂で引き返してしまうそうですよ。
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方丈庭園までくる人は少ない
方丈庭園の入り口。ここまでくるとだいぶ人も少なくなってきました。
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方丈庭園の拝観料は500円。
抹茶券は別料金で500円。
入ってすぐの右側に抹茶を頂ける抹茶室があります。先に抹茶を頂くこともできますが、庭園を観てからにします。
少し暗い広い廊下を進むと、大きな寝殿造の大方丈と枯山水の庭園が目の前に。
国宝の大方丈は、もとは御所の殿舎として豊臣秀吉が建造されたものがここに移されたものだそうです。
方丈とは、禅寺の住職が接客などに使う居室のことです。縁側には外国人の方が、何人か座って佇んでました。
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一カ所にまとめられた石や木とおおきな白い余白を楽しむことができる日本有数の庭園。
大きな石は「虎の児渡し」と呼ばれて有名。狩野元信のふすま絵なども楽しむことができます。
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大方丈の奥のは国宝の小方丈と庭園。小方丈は、伏見城から移されたようです。
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大方丈の反対側にも庭園がつづきます。
想像していたより広くて驚きます。南禅寺の奥にこのような庭園があったとは・・・。
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茶室もありました。
「不識庵」。
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「本当の自分を知るためには、心をきわめていかなければならない」
深いですね〜。
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抹茶は別室で頂ける
一周巡って庭園を堪能したら、入り口の受付で抹茶をお願いして抹茶専用の抹茶室に。
ゆっくり静かに抹茶を楽しむために、抹茶の専用室があるかは結構大切なポイントなんです。
目の前には、小さな滝のある庭が広がっています。
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敷かれいる赤い毛氈(もうせん)の上に座って、しばし庭園を眺めていると抹茶とお茶菓子がでてきました。
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お茶菓子には、南禅寺の印が。
外はきなこの落雁(らくがん)、中には小倉のこしあんがはいっています。
きなこの香りがいい〜。
寺町三条にある京菓子「亀屋清永」がつくる南禅寺限定のお茶菓子。
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滝から流れ落ちる水の音とひんやりとした空気を感じながら、抹茶をいただきます。
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畳に落ちた紅葉の影がとてもいい感じです。
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レンガ造の水路閣も忘れずに観て!
三門の横には明治時代の造られた水路「水路閣」があります。レンガ造りで記念撮影している人も多く、南禅寺の観光ポイントです。この水路は、今も使われているようですよ。
こちらも帰るとときには、お忘れなく。
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ちょっと穴場の南禅寺の方丈庭園で、抹茶と庭園を楽しんではいかがでしょうか。
本当の自分を知ることができるかも?!
抹茶が頂ける時間は9:30〜15:00まで。
12:00〜13:00は抹茶はお休みなので、ご注意を!
今日もお茶で素敵な一日を。
拝観時間 | 12~2月 8:40~16:30 / 3~11月 8:40~17:00 |
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休館日 | 12月29日〜31日 |
拝観料 | 一般: 500円 |
お抹茶 | 500円 ※ お抹茶は9:30~15:00(12:00~13:00休止) |
お寺のURL | http://www.nanzenji.com/ |
住所 | 京都市左京区南禅寺福地町 |
備考 | 【庭園】枯山水の名園。滝の間で清涼の滝を眺めながら抹茶を味わえます。 |