【新潟でお茶巡り】北限のお茶『村上茶』を愉しむ①:茶畑散策と鮭料理

北限のお茶として知られる『村上茶』の産地、新潟県村上を訪ねてみました。

村上茶の産地『新潟県村上市』は、新潟県の北にあり日本海と山形県に接する地域。
JRでは新潟駅から村上駅まで普通で1時間10〜20分、特急なら50分程度。クルマでは高速(日本海自動車道)経由で1時間程度です。

村上茶のルーツは宇治茶?!

『村上茶』のはじまりは、江戸時代の初期1620年頃。
越後の村上藩が『お茶』を地場産業にするために、京都宇治から茶の種を取り寄せたのがはじまりといわれ、400年の歴史のあるお茶の産地です。

冬には雪に覆われる寒さの厳しい地域だけに、茶木の栽培は困難を極めたようですが、現在の村上茶は厳しい環境でも育つことができた昔からの在来種が多く、村上地域に独自に受け継がれてきたお茶。

年間の日照時間が短い地域のため、村上で育つ茶葉はカテキン含有量が少なく、村上茶は渋みの少ないまろやかな味が特徴です。

茶畑の面積は全体で22ha程度(H26年)と、全国1位の静岡17,400haと比べても、とても小さい産地ですが、最盛期であった明治、大正時代は、現在の30倍以上もあり、緑茶や紅茶として海外にも輸出されていたそうです。

村上茶は『北限のお茶』として知られていますが、北の地域で栽培されているお茶は、秋田県の檜山茶、岩手県の気仙茶など他にもあります。
村上市は商業的な茶の産地として、日本で最も北に位置することから『北限のお茶』といわれています。

JRで村上駅に

新潟駅からJR白新線(8:54発)の普通に乗って村上駅に。
電車は1時間に1本程度なので、事前に調べてからいかないと待ち時間が大変・・・。

さすがお米の新潟だけあって車窓はどこまでも水田が広がっていてきれいです。

村上駅(10:03着)に到着。

想像していたより駅前大きいです。

駅の改札(JR)でレンタサイクルが借りられるので自転車で散策することにしました。
電動アシスト付自転車:1,000円/日』もあったので、電動アシスト付に!

駅前にある観光センターでパンフをもらい茶畑の場所を聞いてからお茶巡りの開始〜。

村上観光案内所
https://www.sake3.com/spot/1893

駅からレンタサイクル
https://www.jrniigata.co.jp/ekikararennta/#murakami

茶畑散策

まずは、村上茶のお茶畑を見に行くことにします。

村上駅から自転車で行けそうな茶畑は2カ所。
ひとつは線路にかかる高架橋を渡った右側に広がるエリア、駅から10分程度の場所にあります。高架橋は交通量も多めでかなりの坂道でしたが、電動アシスト付きだったので楽に渡れました・・・。

おお〜、ここが『北限の茶畑』。厳しい寒さで育ってきた茶樹たちです。

茶畑は住宅地の中にある平地の茶畑。想像していたより広い印象ですが茶畑としてはもちろんコンパクト。乗用型の摘採機は使用してなさそうです。

横からみると茶畑が上下にうねってます。
手で持つ可搬型の摘採機で刈り込んでいるからでしょうかね・・・。ちょっとおもしろい。

村上茶の新茶の茶摘時期は5月中頃、訪れた茶畑でも摘み採りがおこなわれていました。

訪れた茶畑の場所はこのあたり。

別の場所にある茶畑にも行ってみました。
駅からも歩いて行ける茶畑ですが、こちらの方が小さい茶畑。

そばには製茶場もあり、お茶のいい香りが漂っていました。癒される香り〜。
ここにお茶が味わえる「日本茶カフェ」があればいいのに・・・。

こちらの茶畑の場所はこのあたり。

お昼は『井筒屋』で鮭三昧

北限の茶畑を見ることができたので、お昼は小町(こまち)にある鮭専門店『井筒屋』へ。

時代劇のセットのような建物は、江戸時代、松尾芭蕉が『奥の細道』の道中に宿泊したことでも知られる元旅籠。国の有形文化財にも指定され、2017年から『千年鮭 きっかわ』が継いで鮭料理店として営業しているお店です。

建築が渋すぎる・・・。

店内もいい雰囲気。
席は1、2階に座敷。1階には椅子席もあります。人気のお店だけあって平日でも数人待ち客がありました。

急な階段をよじ登るように2階に。

鮭料理は、7品、10品、13品、18品、21品とあって、1,950円〜5,900円。
10品(2.900円)の鮭料理を注文してみました。

10品でもすごい盛りだくさん・・・。

「鮭の酒びたし」を一口食べ、お店の方の説明を聞きながら七輪で「鮭」を。

小皿の鮭料理は土鍋で炊いた新潟の白米といただきます。

料理には化学調味料や添加物は使用していないそうです。

2膳目は、焼いた鮭をのせてお茶漬けです。
ご飯に掛ける「だし」は、村上茶に生揚醤油と鰹節が入ったものだそうです。

食後は天然麹の甘酒で「鮭料理」完了。出された時は10品すべて食べれるか心配になりましたが、美味しく完食できました。

<千年鮭 井筒屋>
https://www.murakamiidutsuya.com/

『きっかわ』で吊るした塩引鮭を

『井筒屋』を営む『千年鮭 きっかわ』がすぐそばにあるので寄ってみました。

『井筒屋』同様、こちらもまた絵になる店構え
JR東日本「大人の休日倶楽部」のポスターでは、店頭に吉永小百合さんが立っている写真が使われています。

お店の入口には吊るされた『塩引鮭』。

店内も広くゆっくり見れる雰囲気です。

お店の奥に歩いていくと、圧巻の風景が・・・。

村上の観光案内パンフでも見かけましたが、実際に見るとやはりすごい。

『井筒屋』で食べた鮭料理はここでお土産に買うことができます。

吉永小百合さんのポスター。これこれ・・・。

<千年鮭 きっかわ>
https://www.murakamisake.com/

村上の千年鮭の後は、近くの黒壁通り(安善小路(あんぜんこうじ))と呼ばれる通りに。
黒板が連なる両脇の塀は景観整備のために作られたようですが、城下町の雰囲気がちょっと味わえました。夜になるとまたちがう雰囲気になりそうです。

黒塀通り(安善小路)
https://www.sake3.com/spot/2460

午後は、村上市内にあるお茶屋さんを巡ってみました。

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