お茶が『ヨガの効果』をアップさせる？!

体に良いといわれるヨガ。
そのヨガの効果をさらにアップさせる要素の一つとして、これまた体に良いとされるお茶を取り入れてみませんか？

ヨガで水分を補給するのは体にとって大切なこと。
特に汗を大量にかく、パワーヨガやホットヨガでは水分補給が必須です。ヨガの最中の水分補給に一番適しているのは、常温のお水といわれています。冷たいと内臓を冷やしてしまい、味が付いていると消化に時間がかかり、体に負担がかかってしまうから。

今回お勧めしたいのは、ヨガの最中ではなく、ヨガの前や後に飲むお茶。お茶ならではの良いところに注目してみました。常温のお水と組み合わせて取り入れることで、ヨガの効果アップや体への好影響が期待できるのではないでしょうか。

そもそもヨガとは？その効果とは？

ヨガは4～5千年前のインドが起源といわれています。語源のサンスクリット語で「結合」「繋ぐ」という意味から、心と体の結合や調和の修行として広まったようです。

ヨガのポーズ：普段使わない筋肉を使い、骨に負荷をかけることで、脂肪を燃焼しやすい強くしなやかな身体作り、骨格の矯正にも効果があるといわれます。
 ヨガの呼吸法は、心肺機能を高め、基礎代謝量アップによる身体への効果や、ストレスや環境の変化に強い安定した精神状態を保つ効果が期待できるといわれます。
深い瞑想状態は、集中力アップ、心の調和など、心身ともに良影響をもたらすといわれています。

など様々な効果があるといわれています。ヨガの関しては、こちらのサイトもご参考までに。

スマイルヨガ
http://www.syoga.jp/

ヨガ前は「より燃焼しやすい体に」

ヨガは、有酸素運動でもあります。
有酸素運動とは、深い呼吸で体内に取り込んだ酸素を使って、糖質や脂肪を分解し燃焼させる運動で、ダイエット効果も期待されています。
最初は主に糖質がエネルギーとして使われ、途中からは続けるほどに脂肪を燃焼するように切り替わっていきます。一般的に、20分は頑張って運動続けないと効果が出にくいと言われるのはこのことから。

そこで運動前のおすすめのお茶の出番です。

運動前のおすすめは急須で淹れた『緑茶』

緑茶に含まれるカフェインは、脂肪の分解と脂肪の燃焼を促進する作用があります。カフェインを摂取すると、糖質をエネルギーとして使う動きが抑えられ、代わりに脂肪が多く使われるように促してくれます。
つまり、緑茶を飲むことで、運動してすぐに脂肪が燃焼しやすくなるのです。

中でも「玉露」、そして冷たいよりは温かい方ががおすすめ。玉露はカフェイン量が多く、煎茶（20mg/100mlあたり）の約8倍（160mg/100mlあたり）も含まれています。

さらに、緑茶に含まれるカテキンにも脂肪の燃焼を促進するといわれているのでより効果的です。
関連記事：2種類のスーパーカテキンを効果的にとる方法

【注意点】
・カフェインが脂肪を燃えやすい体にしてくれるまで時間がかかるので、運動する30分前には飲むこと。
・カフェインには摂りすぎると体に悪影響を及ぼすこともあるので、必要以上に摂取しないように（1日200〜300mgくらいを目安に）。

カフェインに関してはこちらの記事もご参考にどうぞ。
気になるお茶の【カフェイン】１日どのくらいなら安全なの？

ヨガ前に、温かいお茶をいただきながら30分ほどゆったり時間を過ごすことで、心身ともにリラックスした状態でヨガを始められるので、ヨガの効果もさらにアップするかもしれませんね。

ヨガ後は「ゆったりと」

ヨガで体を動かした後も、水分を取ることが大切です。汗などで排出された水分補給は必須であり、さらにデトックスにも効果ありです。運動後は、つい冷たい飲み物を飲みたくなってしまいますが、ヨガの後は吸収しやすくなっているので、体のために温かい飲み物（もしくは常温）がオススメ。
ヨガ後は、体に良くて、ノンカフェインのものだと特にいいですね。