【茶番】という言葉はどこからきている?

サッカーW杯ロシア大会、楽しみながらも寝不足気味の今日このごろ。みなさんはいかがでしょうか。

日本代表が決勝トーナメント進出を決めて盛り上がる中、ポーランド戦での終了10分間の日本代表のボール回しに、英メディアから『mind-boggling farce:あぜんとする茶番』などと報じられ話題になりました。

もちろん『茶番』などとは思いませんが、日本でもこの終盤のプレイについては賛否意見は分かれているようです。

ところで、このお茶の付く言葉『茶番(ちゃばん)』はどこからきているかご存知でしょうか。
本来、『茶番』という言葉、「お茶くみ当番」という意味なんです。

大辞林(三省堂)では、このようになっています。

・茶の接待をする人。
・〔江戸時代、芝居の楽屋で茶番の下回りなどが始めたからという〕 手近な物などを用いて行う滑稽な寸劇や話芸。
<三省堂 大辞林>
https://www.weblio.jp/content/%E8%8C%B6%E7%95%AA

江戸時代、歌舞伎の芝居を観きているお客さんにお茶を出す役目があり、これをお茶の当番『茶番』と呼んでいました。茶番は主に見習いの役者がやっていたのですが、この見習いの役者たちは時間が空いた時に楽屋などで下手な即興の芝居をして楽しんでいたそうです。

下手ながらもこっけいな芝居は『茶番狂言』として広まったようですが、やがて『茶番狂言』は、見え透いたばかばかしい事やふるまいの意味として使われるようになり、今では『茶番狂言』→『茶番』に短縮されて使われています。

つまらない「茶番劇」だ!
などと、言ったりしますが、そもそも『茶番』は芝居からきていた言葉だったわけです。

今日もお茶で素敵な、一日を。

そして、日本の誇り、侍ブルーがんばれー!

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