アサヒ飲料の『十六茶』といえばブレンド茶としてコカ・コーラの『爽健美茶』と並び1993年の販売から25年のロングセラー商品。カフェインゼロのペット茶でもあります。
その十六茶は2016年からご当地ならではの素材を使用した『十六茶 ご当地素材ブレンド』を販売しています。2017年も5/30(火)より発売開始。
地域は、全国の7地域。
北海道、東北、関東・甲信越、中部・北陸、関西、中国・四国、九州・沖縄。
それぞ地域限定で販売されています。
各地域の好みを分析し、地域で親しみがあり、健康に役に立つ素材をブレンドしているという『十六茶 ご当地素材ブレンド』。各地域の人のために作られている十六茶ではありますが、ぜひ飲んでみたいな〜。と思いながらも、そのために全国を旅するわけにもいかず・・・。
試しにAmazonで検索してみたらあっさりでてきました。十六茶のご当地素材ブレンドセットが・・・。
早速購入してみました。
翌日到着。
並べてみたくなります。普通の十六茶も入った8種セット。ちょっとこれだけで満足感あり。
普通の十六茶の16素材は、
ハトムギ、大麦、ハブ茶、とうもろこし、玄米、発芽大麦、黒豆(大豆)、びわの葉、たんぽぽの根、カワラケツメイ、発芽玄米、昆布、エゴマの葉、ゆりね、桑の葉、ナツメ。
ご当地の素材がブレンドは、この普通の十六茶の素材をベースにこの中の「桑の葉、玄米、発芽玄米」のどれかがご当地素材に変わっているようなイメージ。
水色も少しづつちがう
ご当地素材を使用しているといっても、16素材の2、3素材が変わっているだけなので、見たの水色は同じかと思ったら地域によって少しづつ濃さがちがっていました。
一番薄い水色は北海道ブレンド、濃いのは、関東甲信越ブレンド。
並べてみると結構ちがいます。
7地域を飲み比べしてみる
7地域の十六茶と普通の十六茶をさっそく飲み比べしてみます。
北海道ブレンド
北海道ブレンドのご当地の素材は2つ。
「北海道産とうもろこし」
「北海道産大納言小豆」。
普通の十六茶の原材料「とうもろこし、桑の葉」がご当地素材に変わっているようです。
飲んでみると、とても「とうもろこし」のいい香りがします。甘く香ばしくて、後味もとうもろこしの甘みがあります。説明には今回とうもろこしを1.5倍増量しているとか。普通の十六茶と比べると、かなり甘みのあるご当地十六茶です。
東北ブレンド
東北ブレンドのご当地の素材は2つ。
「青森県産ごぼう」
「宮城県産ササニシキ」。
普通の十六茶の原材料「桑の葉、玄米」がご当地素材に変わっているようです。
飲んでみると、ほのかに「ごぼうの」香りと味がします。後味もごぼうの風味が少し。普通の十六茶と似ていますが、少し苦みが強く、土の香りも感じるご当地十六茶ですね。
関東・甲信越ブレンド
関東・甲信越ブレンドのご当地の素材は3つ。
「山梨産ゆずの皮」
「新潟産コシヒカリ」
「神奈川県産キヌヒカリ」。
普通の十六茶の原材料「桑の葉、玄米」がご当地素材に変わっているようです。
飲んでみると柑橘系の香りとほのかにお米の香ばしい香りがします。ゆずの香りは「ゆずの皮」と書かれてあるのでそう感じてしまう程度。苦みはなく少し酸味の感じる爽やかな味のご当地十六茶です。
中部・北陸ブレンド
中部・北陸ブレンドのご当地の素材は2つ。
「愛知県産あいちのかおり米」
「静岡県産みかんの皮」
普通の十六茶の原材料「玄米、発芽玄米」がご当地素材に変わっているようです。
飲んでみるとお米の香ばしさと甘さがあります。みかんの皮が素材にありますが柑橘系の香りはしません。後味の甘さは「みかん」の風味かな〜という感じ。
関西ブレンド
関西ブレンドのご当地の素材は2つ。
「兵庫県産丹波の黒豆」
「滋賀県産ゆめおうみ米」
普通の十六茶の原材料「黒豆、玄米」がご当地素材に変わっているようです。
飲んでみるとかなりしっかりとした黒豆の味がします。とくに後味に黒豆茶のような風味と甘み。普通の十六茶にも黒豆は使用されていますが配合でこれだけ変わるわけですね。
中国・四国ブレンド
中国・四国ブレンドのご当地の素材は2つ。
「香川県産オリーブの葉」
「広島県産レモンの皮」
普通の十六茶の原材料「発芽玄米、桑の葉」がご当地素材に変わっているようです。
飲んでみるとオリーブの葉のちょと独特な風味と苦みがあります。レモンの香りや味はほとんど感じませんが、後味に少し酸味もあってキリッとした味のご当地十六茶。
九州・沖縄ブレンド
九州・沖縄ブレンドのご当地の素材は2つ。
「熊本県産さつまいも」
「大分県産しいたけ」
普通の十六茶の原材料「発芽玄米、桑の葉」がご当地素材に変わっているようです。
飲んでみると「さつまいも」の風味と甘さがしっかり。しいたけの風味はしませんが、甘みと香りにちょっとほっこりするご当地十六茶。
7地域のご当地素材の十六茶。特色のある地域の素材に変えているといっても、それほど違いはないのでは?思ってましたが、飲み比べてみてかなり驚き。それぞれ個性があってちがう味をちゃんと楽しむことができました。でもやりすぎず、十六茶がもつ飲みやすさも保たれているのもいいですね。
アサヒ飲料の『十六茶 ご当地素材ブレンド』。
7地域の十六茶と普通の十六茶を飲み比べしてみては。
今日もお茶で楽しい一日を。
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アサヒ十六茶 ご当地素材ブレンド
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