氷とお水で緑茶を淹れる『氷水出し』。甘みと旨味がより味わえる氷水出し緑茶は、見た目も涼しげで夏にはぴったりの緑茶の楽しみ方です。
低温でお茶を抽出すると、苦みや渋みを出すカテキンの抽出が抑えられ、お茶の甘みや旨味の成分であるテアニンが引き立つので、より甘みを感じるお茶になります。また氷水出しや水出しした緑茶には免疫力を元気にする「エピガロカテキン」も含まれています。
そんなメリットの多い氷水出し緑茶に季節のフルーツを加えた「フルーツの氷水出し緑茶」を作ってみました。
巨峰の氷水出し緑茶
材料
・巨峰 5粒程度
・煎茶(深蒸し茶)の茶葉 5g
・冷水 200ml
使ったフルーツは、夏から旬になるぶどう(巨峰)にしてみました。
巨峰は氷の代わりに使用するので、皮をむいて凍らせておきます。
緑茶は煎茶、短時間でも抽出しやすい深蒸し茶にしました。
巨峰の氷水出し緑茶の作り方
作り方は簡単。茶葉を急須にいれて冷やしたお水を注ぎます。
凍らせた巨峰(ぶどう)を急須の中に。
急須にフタをして3分程度。緑茶が抽出されるのを待ちます。
3分たったら、急須を何回か軽く回すように揺すってから、グラスに注ぎます。
巨峰を1つか2つグラスに浮かべましょう。先に氷を浮かべておくと巨峰が沈まないのでおすすめ。
『巨峰の氷水出し緑茶』のできあがり!
ふわ〜っと巨峰のいい香りと緑茶の新鮮香がして、緑茶の甘みの中に巨峰の風味と酸味が楽しめる緑茶です。スプーンなどで巨峰を軽く押してあげると、果汁がでてもっとフルーティさを楽しめます。
桃の氷水出し緑茶
材料
・桃 半分程度
・煎茶(深蒸し茶)の茶葉 5g
・冷水 200ml
桃も、皮をむいてひと口サイズに切ったものを凍らせておきます。
桃の氷水出し緑茶の作り方
こちらも、茶葉を急須にいれて冷水を注ぎます。
凍らせた桃を急須の中に。写真は3つですが、桃は多めに入れましょう。
急須にフタをして3分程度。緑茶が抽出されるのを待ちます。
3分たったら、桃を取り出してコップに。
急須を何回か軽く回すように揺すってから、グラスに注ぎます。
『桃の氷水出し緑茶』のできあがり!
桃の甘い香りと緑茶の新鮮香がして、桃と緑茶の両方の甘みが楽しめる緑茶です。
桃の風味を引き出したいときは、スプーンなどで桃をカットして果汁を出してみましょう。
冷たいフルーツもいっしょに食べれてビタミンもいっしょに摂れるので暑い日のお子さんのおやつの飲みのもにおすすめ。パイナップルや、キウイ、オレンジなど色々なフルーツでも楽しめます。
『フルーツの氷水出し緑茶』試してみては。
今日もお茶で素敵な一日を。