【日本茶アワード2017】三次審査を体験してみた。消費者が選ぶ日本茶大賞!

日本茶アワード2017の三次審査(最終審査)を体験してきました。
日本茶アワードは、『消費者の目線で魅力あるお茶を発掘する』という日本茶インストラクター協会主催のイベントです。

消費者が選ぶ日本一おいしいお茶!【日本茶アワード2019】大賞・準大賞決定!

2018年9月13日

出品総数は405点。
専門の審査員による一次、二次審査でプラチナ賞に選ばれた18品のお茶の中から、消費者による三次審査で大賞が選ばれます。

三次審査の参加は参加費1000円がかかりますが、日本茶アワードのHPから予約すれば誰も参加できるということで、実際に参加してみました。

3次審査は、12月1日(金)、2日(土)の2日間
会場は渋谷ヒカリエ8F、審査はイベントスペースに設けられた「TOKYO TEA PARTY」会場内で行われました。

会場に到着してみるとすごいにぎわい・・・。
参加した日は金曜だったので会社帰りの人か、お茶業界の方なのかスーツ姿の人が多めという印象。

会場は『TEA PARTY』だけに大会場をイメージしていましたが、意外とコンパクトな会場でした。

正面にはプラチナ賞を受賞したお茶18品が展示。
ここから大賞が選ばれるわけですね。これからこのお茶をすべて試飲できるのでちょっとワクワクします。

プラチナ賞のお茶が9品づつが入ったアソートセットも販売されていました。

会場の奥が審査会場になっている様子、6人掛けのテーブルが6つ並んでいます。
残念ながら審査エリアの撮影は禁止。

三次審査、初体験

さっそく、入口で受付をして試飲用の茶碗をもらい着席。
席につくと審査シートとボールペンが用意されていました。

てっきり試飲茶碗をもって時間内に自分で18品を試飲して廻るのかと思ったら、ちょっと厳格な雰囲気・・・。

審査は、1品づつ順番にでてくる18品のお茶を飲んで審査していきます。
すべて飲んだあとに、一番好きだと感じたお茶の番号を1つだけ選ぶという方法です。

お茶の銘柄や種類など、飲んだお茶に関する情報はわからないようになっていました。

お茶は1品づつ順番に一度しか飲めないので、しっかり香りと味を記憶しておかないと大変。
残しておいて次のお茶と飲み比べしたり、再飲などもできません。

慣れていない上に、50分で次々にでてきる18品を審査するので、かなりせわしない・・・。

でも、次から次にでてくるお茶はどれも個性があるものばかり、試飲していて楽しくなります。
香りや味にインパクトのあるお茶でてくると、参加者から「おぉ〜」「ん〜」の歓声があがって、かなりの盛り上がりでした。

どのお茶もおいしいものばかりだけに、18品中から好みのお茶を一つだけ選ぶのは、正直かなり難しかったです・・・。

18品には煎茶だけでなく、ほうじ茶や紅茶、玉露などもあり、それぞれのお茶の印象は出される順番に左右された感じで、味や香りが強い紅茶や玉露の後の煎茶は、かなり印象が薄くなりました。

3つぐらい選んで投票できると選びやすかったですね。

でも、405点の中から選ばれた18品のお茶を一度にすべて味わえるなど、なかなかできないこと。
それだけでも参加した価値がありましたが、日本茶大賞の選定に関われたことも貴重な体験でした。

日本茶大賞2017も決定!

3次審査の結果は、12月3日(日)に発表されました。
3次審査の参加者515人の投票で決まったそうです。

日本茶大賞/農林水産大臣賞
蒸製玉緑茶(無被覆以外) :別煎やまぎり「味わいを感じる緑の滴」:有限会社岡田商会(長崎県)

日本茶準大賞/農林水産省生産局長賞
ほうじ茶:半発酵のほうじ茶:丸高農園 高橋範子(静岡県)

パチパチパチ〜。

半発酵のほうじ茶は、審査の試飲で印象に残ったお茶の一つ。
ほうじ茶の香りと味の中に、紅茶のような風味もあるとてもインパクトのあるおいしいお茶でした。

とても素敵な体験ができた『日本茶アワード2017』の三次審査。
また、来年も参加してみたいですね。

日本茶万歳〜!

今日もお茶で素敵な、一日を。

日本茶アワード
http://nihoncha-award.jp/

消費者が選ぶ日本一おいしいお茶!【日本茶アワード2019】大賞・準大賞決定!

2018年9月13日
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