キリン『生茶デカフェ』がリニューアルしたので飲んでみました。カフェンゼロの緑茶ペットボトルです。
2020年7月7日(火)発売
需要が高まっているノンカフェインの商品、ペット茶のカフェインゼロでは、その多くが穀物系の原料を使った商品なので、緑茶でカフェインゼロは稀少な商品。『生茶デカフェ』は、緑茶好きでカフェインを気にする方にはありがたい1本です。
何が変わった? 2020年の生茶デカフェ飲んでみた
白ベースに緑のシンプルなデザインは変わらずですが、普通の『生茶』のデザインに合わせて変更になっています。
中身は、原材料の変更などはないようですが、緑茶の香りが引き立つように茶葉の火入れと抽出温度を見直しているようです。
飲んだ印象は以前とそれほど味わいのちがいはないようですが、変わらず甘みと渋みのバランスがよく、デカフェである違和感を全く感じさせない緑茶ペット茶です。
6月に発売された伊藤園『お〜いお茶 カフェインゼロ』と比べると、生茶デカフェの方が渋みも甘みもしっかりとした濃い緑茶感がある印象です。
2019年より使用ペットボトルに再生ペット樹脂が100%使用されています。(R100ペットボトル)
一度使用したペットボトルを原料として作られたペットボトルということ。これにより、ペットボトルの製造にかかわる石油資源が90%削減、CO2排出量が60%削減できるそうで、環境にも配慮されています。
原材料、カロリー『生茶デカフェ(2020年)』
原材料名:緑茶(国産)、生茶葉抽出物(生茶葉(国産))/ビタミンC
カロリー:0kcal
食塩相当量:0.03g
カフェイン:0g
キリンのノンカフェイン緑茶ペットボトル『生茶デカフェ』
チェックしてみては。
今日も美味しいお茶で愉しい、一日を。
【2018年5月発売】キリン生茶デカフェ
キリンのカフェンゼロの緑茶『生茶デカフェ』がリニューアルしたので飲んでみました。
2018年5月22日(火)発売
2018年のリニューアルはパッケージのデザインにはそれほど大きく変更なく、ロゴの大きさと位置が変わった程度です。
何が変わった? 2018年の生茶デカフェ
生茶は、お茶にコクを出すためにミクロン茶葉という茶葉を超微粉砕にしたものを使用していますが、新しい『生茶デカフェ』は、この微粉砕茶葉が2.5倍に増えているようです。
他は、容量も430mlで同じ。原材料名も、同じです。
苦みが少なく、少しとろっとした甘みとコクは変わらずで、ペット緑茶としての風味も自然です。
新商品もデカフェであることの違和感はまったく感じることなく飲める緑茶です。
【2017年5月発売】キリン生茶デカフェ
キリンのカフェンゼロの緑茶『生茶デカフェ』を飲んでみました。
2017年5月23日発売
生茶ラインに以前からあった「生茶カフェインゼロ」の新商品。ネーミングも「生茶デカフェ」に変わりました。「デカフェ」は、脱カフェインという意味で、ノンカフェイン、カフェインゼロ、カフェインレスも同じ意味で使用されています。
カフェインゼロでもカフェインは完全0ではない
カフェインゼロのペット茶飲料は最近とても注目されています。十六茶、爽健美茶もカフェインゼロの商品。原材料にカフェインが含まれていない大麦などの穀物系材料を使用しているブレンド茶が主流です。
緑茶の茶葉にはカフェインが含まれています。カフェインゼロの緑茶にするためにはカフェインを除去する加工が必要になりますが、生茶デカフェは、天然吸着剤でカフェインを除去する「カフェインクリア製法」というキリンの特許技術で、カフェインを0.001g(100ml当たり)未満にまでしているようです。
ちなみに、生茶のカフェインは、13mg(100ml当たり)です。
生茶デカフェの成分表示には、【カフェイン 0g】と表示されていますが、除去加工をしてもカフェインは完全に0にはならないので、生茶の場合は、0.001g(100ml当たり)未満の場合を【カフェイン 0g】としていることになります。
デカフェ、カフェインゼロ、ノンカフェイン、カフェインレスの表示について国では基準を定めていないので、カフェインゼロと記載されていてもカフェインは微量含まれていることもあるということをお忘れなく。
旧商品「生茶カフェインゼロ」とくらべみる
生茶デカフェの旧商品「生茶カフェインゼロ」と飲み比べしてみました。パッケージのデザインは一新され現生茶シリーズらしくなりました。容量は、70ml減っては430ml。
原材料を見てみると、旧商品では使用されていた香料は未使用となりました。
【新】「生茶デカフェ」の原材料:
緑茶、生茶葉抽出物、ビタミンC
【旧】「生茶カフェインゼロ」の原材料:
緑茶、生茶葉抽出物、香料、ビタミンC
水色は、茶褐色から「にごり」のある緑の入った水色に。
飲んでみると、生茶デカフェは、旧商品にあった独特な風味もなくなり、緑茶の風味が自然になりました。お茶の甘みや、まろやかさもあってかなり飲みやすくなったという印象です。
普通の「生茶」と比べてみる
普通の生茶と比較してみると、生茶としての統一感がありながら、反転させたカラーリングが普通の生茶とは違う商品であることも明確にわかるデザイン。ホワイト生茶とグリーン生茶。
容量は、
・普通の生茶:525ml
・生茶デカフェ:430ml
なので95mlの差があります。
水色を比べてみると、生茶の方がさらに明るい緑。にごりも生茶の方が強めです。
味を比べて見ると、生茶が甘みも旨味も強く濃いのですが、芽茶のような少し独特な風味もあります。生茶デカフェの方が意外と緑茶の風味も自然ですっきりと飲める感じです。個人的には生茶デカフェのバランスの方が好みかも・・・。カフェインの有無とは関係なく、その日の気分でも飲み分けができそうな味わいです。
いずれにしても、香りや味に不自然な感じもなくおいしいペット緑茶としてお茶が味わえるので、緑茶好きだけどカフェインを控えたい方にとっては、ペット緑茶としてとてもうれしい一本になるのは間違いなさそうです。
キリンの新しいカフェンゼロのペット緑茶『生茶デカフェ』。
飲み比べてみてはいかがでしょうか。
今日もお茶で楽しい一日を。