容量が少なく割高感があったホットのペット緑茶。
最近では、サントリーが2015年からホット伊右衛門の500mlサイズを販売、伊藤園でもコンビニ限定でホット用のおーいお茶500mlサイズを新たに販売しています。ホット伊右衛門の500mlは昨年2倍の売上げになったようで、ホットで500mlサイズのペット茶はスタンダードになりそうです。
伊藤園はボトルのままレンジで温められる
ホット用のおーいお茶500mlは、2016年から電子レンジで再加温ができる容器を採用しています。フタを開けていればレンジで温め直しができるようです。500mlとなると時間をかけて飲むこともあるので、もう一度温め直したいときには、コップなどに移す手間もいらないので便利です。
ちなみに、ホット伊右衛門の500mlサイズの方はレンジでの再加温はできません。
再加熱してみた
ボトルの裏に、残っている容量に合わせて加温する時間の目安が表示されています。
残量300mlだと、600Wで40秒と表示されていたので温め直してみました。
40秒レンジで加熱して飲み口から香りを嗅いでみるとペット茶の香り、プラスティック臭がするのか気になっていましたが大丈夫でした。
ただ、少しぬるいな〜 という感じ。
再加熱は1回限りを推奨しているが
ぬるいので、もう一度レンジで加温をしようとしたらボトルにこんな表示が!
【電子レンジでの加温は1回限りにしてください。容器が変形する場合がございます。】
ええっーー。ワンチャンスだったのね。
しかし、このままだとかなりぬるいので、もう一度40秒レンジで再加温してみました。今度はいい感じ、容器も特に変形している様子もなく、臭いも問題ありません。
4回レンジで加温してみしたが容器の変形などはありませんでした。ただ、長時間の加温や少ない残量での加温はやめた方がいいでしょうね。
緑茶とほうじ茶を飲み比べ
「お〜いお茶のホット用緑茶」は飲んでみるとほうじ茶のような風味があります。「ホット伊右衛門」も同じようにほうじ茶感がかなりありました。お〜いお茶のホットには「ほうじ茶」という商品もあるので、実際にどの程度のちがいがあるのか飲み比べてみました。
まず、常温で飲み比べてみると、
香りは似ていてほうじ茶の方が若干ほうじ茶の香りが強い程度です。甘みは同じくらいですが、緑茶は後味の渋みが強く、ほうじ茶の方がまろやか。ほうじ茶にはほうじ茶らしい香ばしさはあります。
次に温めて飲み比べてみると、
緑茶は緑茶の香りが、ほうじ茶もほうじ茶の香りが強くなりました。飲んだ時の甘みがほうじ茶がぐっと強くなりました。緑茶の方はあたためても、渋みがしっかりとしているので後味スッキリと飲める印象です。
飲み比べてみるとちがいがはっきりとわかる2商品です。
ホット伊右衛門と比べてみると
ホットのおーいお茶緑茶を、500mlのホット伊右衛門とも飲み比べてみました。
水色は伊右衛門の方が赤が強くにごりもあり、ほうじ茶のようです。
ホットの伊右衛門を単体で味わうと渋みをそれなに感じたのですが、飲み比べてみると、渋みはおーいお茶、甘みは伊右衛門、ほうじ茶感は伊右衛門の方が強いという印象です。
ホットはいずれも濃い味付けですが、甘み渋みのバランスも少しづつちがっているので、その時の気分や体調でも飲み分けができそうです。
これから温かいものがほしくなる季節、一度、飲み比べしてみてください。
今日もお茶で楽しい一日を。
ホット用お〜お茶500ml:伊藤園
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