伊藤園のおーいお茶の「秋ボトル」がでました。
お店はすでに秋色、都会で仕事をしていると、こんなところで先に秋の到来を感じるようになります。
秋ボトルといっても伊右衛門の秋味とちがって、秋になったのはボトルデザインだけ中味は同じです。
ということでこの話は終わってしまうんですが、おーいお茶の秋ボトルの紅葉のデザイン、「山種(やまたね)美術館」の監修だそうです。
山種美術館といえば、山種証券の創業者 山崎種二氏により1966年に開館した渋谷区広尾にある日本画専門の美術館。横山大観、上村松園などの有名日本画家のコレクションや重要文化財を所蔵しています。
その山種美術館に所蔵されている酒井鶯蒲(さかい ほう)の「夕もみぢ図」が元になっています。
酒井鶯蒲(さかい ほう)
酒井 鶯蒲(さかい ほう、 文化5年(1808年) – 天保12年7月23日(1841年9月8日))は、江戸時代後期の江戸琳派の絵師。酒井抱一の弟子で、後に養子となり雨華庵2世を継いだ。通称八十丸。名は詮真、号は伴清、獅現、雨華庵、獅子丸など。
(出典:wikipedia)
元画はこんな感じです。山種美術館にいくと見れます。
酒井鶯蒲《紅白蓮・白藤・夕もみぢ図》(山種美術館)は、本阿弥光悦の孫・光甫が描いた図様を鶯蒲が写した三幅対。印も本物ではなく筆で書き写したもの。「夕もみぢ図」は、なんと8月発売の伊藤園の「お~いお茶」秋限定パッケージに!(山崎) pic.twitter.com/jtRsb58iMB
— 山種美術館 (@yamatanemuseum) 2016年7月12日
山種美術館には喫茶室もあって、館内にある「Cafe 椿」では、抹茶と季節の和菓子が楽しめます。
和菓子は、青山の「菓匠菊家」さんのもの。菓匠菊家といえば、作家 向田邦子がこよなく愛した「水羊羹」でも有名な老舗の和菓子屋さんですね。
毎日暑い日が続きますね。山種美術館のカフェ椿では、夏の暑い日にぴったりの夏期メニューも充実。青山の老舗菓匠「菊家」特製の水ようかん、カフェ椿特製の冷抹茶や冷やしそうめんなどで、ぜひ涼をとってくださいね。(山崎) pic.twitter.com/MF27DcYkCJ
— 山種美術館 (@yamatanemuseum) 2016年8月16日
山種美術館のカフェ椿でご提供中のオリジナル和菓子は青山の老舗菓匠「菊家」謹製。今回展出品作品をモティーフに作られた5点をご提供中です。職人さんが丹精込めて手作りする和菓子もまた芸術品のようですね。(山崎) pic.twitter.com/r82LZe581t
— 山種美術館 (@yamatanemuseum) 2016年8月13日
酒井抱一《秋草図》(山種美術館)をモティーフにした「涼風」。しっとりとした練切りを寒天で包んだ涼しげな一品。露に濡れた朝顔と盛夏の朝の空気を感じていただけますでしょうか。菊家特製のこしあんは控えめな甘さが人気♪(山崎) pic.twitter.com/QkyknaM4is
— 山種美術館 (@yamatanemuseum) 2016年8月6日
繊細で華やかな、季節の和菓子がとても素敵です。
おーいお茶の秋ボトルを片手に、山種美術館で日本画「夕もみぢ図」と抹茶と秋の和菓子を如何ですか?
たまには仕事を早上がりして、都会で秋とお茶を楽しみましょう。
山種美術館
http://www.yamatane-museum.jp/
「Cafe 椿」の和菓子
http://www.yamatane-museum.jp/museumshop/cafe.html
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