最近CMでよくみかける「特保(トクホ)」という言葉。血圧や体脂肪を下げるなど、特定の効果に消費者庁長官のお墨付きがついている食品です。そのトクホがついたサントリーの「伊右衛門 特茶」を飲んでみました。
伊右衛門 特茶は、Amazonでも2016年、2015年の年間で一番売れているトクホのペット茶です。
伊右衛門 特茶は、体脂肪を減らす特保(トクホ)。
脂肪対策のトクホには、2つのタイプがあります。
・食事時の脂肪を吸収しにくくする系
・体の脂肪を分解・燃焼しやすくする系
前者でよく知られているのは、黒ウーロン茶(サントリー)。
後者で知られているのは、ヘルシア緑茶(花王)。
伊右衛門 特茶は、後者(体の脂肪を分解・燃焼しやすくする系)の方です。だから食事の時に限らず、いつでも飲んでその効果を期待できるということになります。
特茶のトクホ成分はマメ科植物のケルセチン
「ケルセチン」という成分がこの体脂肪を減らす効果に関係しているようですが、ケルセチンは玉ねぎに多くふくまれているポリフェノール。茶葉に含まれるカテキンもポリフェノールですが、ケルセチンも茶葉に含まれます。
伊右衛門 特茶のパッケージを見ると、原材料に、「酵素処理イソクエルシトリン」とあります。
ちょっと身構えるような名称ですが、ケルセチンを体により吸収しやすくしたケルセチン配糖体のことで、特茶の場合、マメ科の植物から抽出したものを添加しています。
特茶には、このケルセチンが玉ねぎ3個分入っているようです。
ケルセチンの含有量は、110mg
天然緑茶カテキンも230mg含有
カフェインも90mg(コーヒー1杯程度)含まれます。
商品記載の1日の摂取目安は、1本(500ml)です。
妊婦の方などカフェインが気になる方は、カフェインの入っていない「特茶カフェインゼロ」もあります。
無香料、国産茶葉100%使用。
特茶の味は苦みの中に甘味も
たとえトクホであっても気になるのはお茶としての実力。
特茶の説明には「お茶本来の甘香ばしい豊かな香りとほど良い苦みを実現」とあります。
水色は、かなり濃い茶色。香りは少し紅茶のような発酵系の香り。
味は、飲口と後味に苦みをそれなりに感じますが、濃いペット茶程度。トクホのヘルシア緑茶と比べればかなり軽めです。
苦みの中に甘味もあるので、濃いペット茶好きなら無理せずに続けられそうです。
「特茶 カフェインゼロ」との違いは
カフェインが入っていない「特茶 カフェインゼロ」との違いは、特茶カフェインゼロは、穀物系のブレンド茶。
麦茶のような印象で苦みはほとんどなく甘味があってまろやかな味です。カテキン系の苦みや渋みが苦手な方は、「特茶カフェインゼロ」がおすすめです。
トクホの働きや成分は、両方とも同じです。
一番売れているらしいトクホのペット茶『伊右衛門 特茶』。
脂肪か気になる方はチェックしてみは?
今日もお茶で素敵な一日を。
特茶:サントリー
http://www.suntory.co.jp/softdrink/iyemon/tokucha/