コンビニストア3社(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート)の紙パックの烏龍茶を飲み比べしてみました。
緑茶同様に1Lで税込106円の紙パックの烏龍茶。移動を伴わないオフィスや自宅で飲むなら、ペットボトルより安いのでお得です。
左から、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート。
麦茶商品と色味もパッケージデザインも似ているので間違いそうです・・・。
製造者はすべて同じ?
緑茶の紙パックでは3社とも製造者が同じ「エルビー」だったという驚きの事実でした。
烏龍茶の製造者を確認してみるとローソンとファミリーマートが緑茶と同様の「エルビー」。セブンイレブンは「協同乳業」。紙パックの麦茶もセブンは協同乳業です。
セブンイレブンの烏龍茶の製造者
「協同乳業」。
ローソンの烏龍茶の製造者
「エルビー」蓮田工場。
ファミリーマートの烏龍茶の製造者
「エルビー」蓮田工場。
協同乳業というと「メイトー」。牛乳やヨーグルトなどの乳製品メーカーという印象が強く、烏龍茶を作っているというのはちょっと意外です。
エルビーは、主にコンビニのチルド飲料の製造をおこなっているアサヒグループの会社です。
烏龍茶の原材料は
原材料名は3社とも「烏龍茶、ビタミンC」。
茶葉の原産地は、3社とも「中国福建省」です。
セブンの烏龍茶は、水仙(90%)、特級黄金桂(10%)のブレンド。
ファミリーマートは四種茶葉ブレンドと記載されていますが茶種の特記はありません。
ローソンもブレンド茶葉と記載されていますがその数と茶種の特記はありません。
セブンの水仙、黄金桂(おうごんけい)は、福建省を産地とする茶葉の品種です。他に、武夷岩茶(ぶいがんちゃ)、色種(しきしゅ)、鉄観音(てっかんのん)などがあります。黄金桂は稀少といわれている茶葉です。
商品コピーは
3社のコピーを見るとそれぞれにちがいがあるように見えます。
セブンイレブン
「茶の風味ゆたかなすっきりとした烏龍茶」
ローソン
「バランスよく独自にブレンドした茶葉を抽出、コク深く芳醇な味と香り」
ファミリーマート
「4種類の茶葉をブレンドした、香り豊かで、後味のいい烏龍茶です。」
烏龍茶の水色と香りは
お茶の水色を比べてみると、セブンイレブンの烏龍茶の色が一番濃く、ローソン、ファミマはほぼ同じ。
香りは、3社とも少ない印象ですが、セブンがその中でも香りがあるように感じます。
味はどこがおいしい?
飲んでみると、ん〜 これは難しい・・・。ほぼ3社とも同じ味に感じますね。
でもセブンイレブンが中でも苦みがしっかりしていて多少濃い感じ。ローソンとファミマはほとんど同じですが、苦みは少なくまろやかに感じます。
苦みや濃さは好みですが、飲み比べてわかる程度の違いなので、単品で飲んだらわからないかもしれませんね・・・。
コンビニエンスストアの紙パックの烏龍茶。
飲み比べしてみては。
今日もお茶で楽しい一日を、