「食茶」とは、茶の葉に含まれる貴重な機能性成分をまるごと食べて利用する総称です。
※<全国茶生産団体連合会・全国茶主産府県農協連絡協議会より>
お茶の歴史を紐解くと、紀元前から中国雲南省で薬草(解毒剤)として、食べることが原点だったそうです。
お茶にはカテキン、ビタミンをはじめ様々な栄養素が含まていることは知られていますが、飲むだけでは摂取できない食物繊維、ビタミンA、ビタミンEなどの脂溶性のものは茶殻になって捨てられてしまいます。
お茶はまるごと食べることによって本来のエキスを摂取し、美容や健康、生活習慣病の予防などの効果に期待できるわけです。
そんな茶殻で、手軽につくれて、毎日でも食べられる「ふりかけ」をご紹介します。
茶殻ふりかけの材料(スタンダード)
・茶殻(急須2~3回分くらい)
・白ごま(大さじ3~5)
・かつお節(小1~2パック)
・しょう油(大さじ1~2)
・みりん(小さじ1程度)
・砂糖(大さじ1/2程度)
材料や分量は目安です。
白ごまやかつお節以外に、ちりめんジャコや干し桜えびを入れても美味しいです。
茶殻ふりかけのの作り方
茶殻をフライパンで炒め、香ばしいにおいがしてきたら、弱火にして白ごま、かつお節(具材)を入れます。
次に調味料ですが、最初からあまり入れすぎずに、炒めながら調整することをおすすめします。
七味や山椒も味を引き締めるので、試してみてはいかがでしょうか。
炒めすぎたかな・・・?
しょう油の量や、炒めすぎると焦げ付いた色目になってしまうので、ご注意を!
ぱりっとした食感と香ばしさがあり、思った以上の出来ばえでした。
作り置きができるので、多めに作って冷蔵庫に入れておけば日持ちします。
お茶は「飲むもの」と同時に「食べるもの」という感覚が芽生えてきますよ!
茶殻でつくる「ふりかけ」試してみては。
今日もお茶で楽しい一日を。