水筒や保温ポットに温かいお茶をいれておくと、酸化が早いといいます。
ペット茶に慣れてしまうと、お茶は日持ちするように感じてしまいますが、どのくらいで酸化するのか、実際に試してみました。
ポットで4時間置いてみる
お湯と急須でいれた煎茶と保温できる水筒を用意します。
温かい煎茶を二つのコップにいれます。水の色は明るい黄緑色です。
片方を保温できる水筒にいれます。
水筒の蓋をしめて、4時間おきます。
4時間後、水筒からお茶をコップに戻してみます。
色が茶色に。味も渋みが
常温の方とくらべると水筒の方はこんなに茶色になりました。味も渋みがでています。
これは、お茶のポリフェニールであるカテキン(タンニン)が酸化したからです。リンゴを切ったままにしておくと茶色に変色するのと同じ。
飲めなくなるわけではありませんが、保温した状態で半日以上たったお茶は飲むのは控えた方がいいかもしれませんね。
昔から『宵越しのお茶は飲むな』といいます。
お茶は生もの。淹れたお茶はできるだけ早く頂くようにしましょう。
水筒に入れるのなら冷茶かティーバッグ
水筒に入れて持ち歩くなら酸化が早く進まない冷茶がおすすめです。
温かいお茶にする場合は、お湯とお茶のティーバッグを別にして飲む時にお茶を作るようにしては如何でしょうか?
最近はお茶のティーバッグでもおいしい商品がでていますので、十分淹れたてを楽しめます。
今日もお茶で愉しい、一日を。