【西尾の抹茶を巡る #3】庭園「尚古荘」の茶室と抹茶蕎麦で西尾の奥深さを感じる。

西尾市歴史公園(西尾城跡)から200mほど東にある「尚古荘(しょうこそう)」の敷地の一角にある「あいや伝想茶屋」は、木造2階建ての町家風の趣ある建物で、1階ではお土産売り場と簡単な食事ができ、2階で抹茶体験ができます。

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老舗の「あいや」で、西尾の抹茶を満喫!

お店に入った土間の部分では西尾茶の老舗「あいや」さんの商品を中心に「西尾の抹茶」関連のお土産が棚にぎっしりとならび、見ているだけでも楽しくなります。

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中央にレジがあり、店員さんに「抹茶の体験をしたいんですが」というと、「300円のベーシックコースと、1000円のプレミアムコースがあり、御二階で体験できます。」と。折角なので両方を比較してみましたが、地元でもとても人気だという「抹茶体験」の理由がよくわかりました。

抹茶づくしのメニューを座敷でゆっくりと!

抹茶体験を終えたのがお昼頃だったので、食事もしていくことにしました。

1階のお土産屋さんの奥に小上がりがあり、そこに案内してくれます。畳敷きにテーブルが置かれ、比較的すいていたのでゆっくりとくつろぐことができました。
食事のメニューは「抹茶ざるそば」だけでしたが、お抹茶せっとには「抹茶大福」と「抹茶シフォンケーキ」、「抹茶フォンダンショコラ」があり、その他に甘味などのサイドメニーも用意されています。

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「抹茶ざるそば」と冷たい抹茶とセットで「抹茶大福」をいただきました

10分ほどで、桐のトレーにのせられたそばが運ばれてきました。素敵な見た目!。

ゆでたてなので鮮やかで艶のある深い緑色で、早速香りを確かめてみると・・・。あまり抹茶の香りはしません。そもそも、「そば」自体がそば粉の香りを楽しむものなので、そば粉と抹茶の香りもを同時に楽しむのは難しいのかも・・・。

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そばつゆをつけずに一口いただいたんですが、やはり抹茶ははっきりとしない風味。きっと、そのバランスには奥深いものがあるに違いないのでしょう。

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抹茶大福はあずきがしっかり残り、あんの甘みに抹茶のほろ苦さがほどよく混ぜ合わさり、薄皮との食感も良くとてもおいしいです。小豆と抹茶の相性のよさは間違いないですよね!

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京風庭園「尚古荘(しょうこそう)」には趣ある書院や茶室も

お店の裏口からは、昭和初期につくられた京風庭園「尚古荘(しょうこそう)」にも出られます。

西尾城の城郭への入り口であった門や内堀の一部など(東の丸の遺構)を生かしてつくられた庭園で、西尾城への思いからその名前「尚古荘」(しょうこそう)と名付けられたそうです。

手入れのいきとどいた枯山水の庭や、書院、茶室「不言庵」、待合い、東屋、門などがあり、庭園を散歩するだけでも、時間が絶つのを忘れてしまいそうなくらいです。

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こんな趣ある書院や茶室を使用料がかかるものの、一般に開放して利用できるというのはすばらしいことですよね。さすが、お茶のまちにふさわしい西尾市です。

あいや伝想茶屋
http://www.matcha.co.jp/densochaya/

西尾市歴史公園【尚古荘(しょうこうそう)】
http://www.conyx.co.jp/nishio_rekishi/syoukosou/index.html

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