和菓子の「とらや」。室町時代から続く老舗です。
正統派でありながら、TORAYA CAFE(とらやカフェ)で「あん」をつかった新しい菓子の提案をするなど業界をリードする和菓子メーカー。
その「とらや」が煎茶も出しているので味わってみました。
とらやの煎茶は「京の文」。
80g 1620円。
8回分です。煎茶としては高めです。
京都宇治茶から「とやらの菓子」にあう茶葉を厳選しているといいます。
であれば、とらやの羊羹「夜の梅」260円も準備。
かなり濃く渋い煎茶
茶葉は少し大きめな印象。
説明通りに淹れてみます。
180mlに茶葉10g
温度60~70度で、2分。もしかしてこれ玉露?
水色、茶色がかった薄い黄色。
香りはほのかに発酵茶のようなかおりです。
まず、普通にいただきます。
濃くて渋っ。渋っ。
抽出時間を間違えた?というほどです。
パンチは効いてます。でもおいしくはないかも。。
ここで「夜の梅」。登場。
小倉羊羹といえばこれ!
上品で繊細だけど重厚感と満足度がすごい一品です。
たしかにとらやの羊羹が引き立つ
羊羹を一口。やっぱり「とらや」安定感あります。
そして再度煎茶。
あらま!別物になってます。
渋みだけだったのに、今度はいい甘みがあります。
渋みもかなり軽くなりました。
どこか高級烏龍茶のような中国茶の味もします。
そして羊羹の甘さをさっと流して、口の中をリセットしてくれました。
なるほど〜〜確かにあいますよ。京の文。
菓子を引き立てるお茶です。これは羊羹を楽しめますね。
とらやの重厚感にはこれだけしつかりしたお茶じゃないと負けてしまうわけですね。
計算し尽くされた感じです。
「とらやの菓子」は「とらやの茶」で制す。
とやらの菓子にあう煎茶「京の文」と小倉羊羹「夜の梅」。
ぜひ、一度とらやの世界を体験してみてください。
今日もお茶で素敵な一日を。
京の文:とらや
https://www.toraya-group.co.jp/toraya/products/tea/kyonofumi/