東銀座にある『茶Cafe 竹若』に行ってきました。
東銀座駅から徒歩1分、好立地なホテル”東急ステイ銀座”の1階にある日本茶カフェ。昭和通りに面しており、「茶」の字の看板が目を引くのでわかりやすいです。築地「さかな竹若」を運営する”竹若グループ”が手掛けています。
お店に入ってすぐの場所にテーブル席がいくつか、そして奥にカウンターがあります。カウンター席の横にはロフト風の中2階席と2階席。
座る場所で雰囲気は異なりそうですが、外見のイメージより奥行きがあって、木のぬくもり感がある雰囲気です。カウンター席では、お茶を入れている様子を目の前で見ることもできそう。
ホテルのロビー側からも入れるので、ちょうどホテルステイの外国のお客様が興味津々でのぞいていらっしゃいました。ホテル側からの景色はこんな感じ。
こちら側のお店のロゴは少々日控えめ。
2階席の方がゆったり過ごせそうな感じだったのですが、ほぼ満席だったので、今回は空いていた1階席に。天井が高くて解放感があります。
外国のお客様も多いのか、店内外のメニュータペストリーも英語でスタイリッシュな感じ。曲がっているのがちょっと気になる・・・(笑)。
お店に到着したのが13:30ごろ。
お腹も空いていたので、タペストリメニューにもある「茶Cafe 竹若」の名物、日本茶でいただく本格茶漬けの「鯛煎茶漬け」を注文しました。
せっかくなので、お茶スイーツも・・・。数あるスイーツの中から、今回は『枯山水ティラミスとお茶のセット』を食後にお願いしました。ティラミスはお抹茶とほうじ茶から、お茶は金額が異なりますが、抹茶・煎茶・番茶から選べます。
今回は、”ほうじ茶の枯山水ティラミス”と”お抹茶”で。
他にも美味しそうなお茶スイーツや、お茶がたくさんあります。とくに興味をそそられたのは、かき氷「抹茶のエスプーマ」。お隣の方が注文されてて美味しそうでした。次回はこれかな・・・。
深蒸し煎茶でいただくホンモノのお茶漬『鯛煎茶漬け』
まずは、お店の方が煎れてくれたお茶が急須とともに出てきます。「一煎目はお茶自体を味わって、二煎目からお茶漬けにお使いください。」とのこと。急須のふたを開けてみると、青々しい茶葉がたっぷり!
この煎茶は、静岡県菊川市の茶農家「堀川園」特製の深蒸し煎茶『おおかめ』。ほどよい渋味と甘さが特長と言うだけあって、とろりとした甘さと渋みほんのりのバランスが飲みやすく、お食事前にほっとさせてくれる味わいです。お店では人気No.1だそうです。
お茶を楽しんでいると、『鯛煎茶漬け』のお食事が出てきました。お盆の上には、胡麻だれ和えの鯛とご飯、から揚げ、小鉢、漬物、味噌汁が載っています。
ご飯の上に、鯛を乗せ、二煎目のお茶をたっぷりかけて・・・、本格!鯛煎茶漬けの完成です。
うすピンクの鯛がほんのり白くなって、煎茶の水色もグリーンで美しく、みるからに美味しそう!お茶の香りもたまりません。
甘みはそのまま、一煎目より渋みを増した深蒸し茶が、鯛&ゴマだれとあいまって美味しいです。ワサビの風味も、あられの食感もアクセントとなって上品な味わい。
サラサラと一気に食べてしまいました。お茶の香りも生きてる〜。
嬉しいことに、ご飯と鯛は1回のみお代わりができるんです。
もちろんお代わりいただきました。こちら、お代わりした鯛。。
お茶漬け2杯の後、食後もお煎茶楽しめます。得した気分になりますね。
スイーツと一緒がちょうどいい!渋甘のバランスがいいお抹茶
煎茶でほっと一息した頃にやってきました・・・。食後のスイーツ『枯山水ほうじ茶ティラミスとお抹茶』です。
市松模様の華やかな塗りの器が美しい!10cm弱くらいのコンパクトサイズで、人気上昇中の升型に入ったティラミスです。
お抹茶のメニューには、創業明治17年の島根の老舗茶屋「中村茶舗」のお抹茶「出雲の昔」と「葵印中之白」の2種類があります。
スイーツセットのお抹茶は『葵印中之白』。七代松江藩主松平不昧公(治郷)の命名の抹茶で、渋みと甘みのバランスがよいのが特長だそうです。
お抹茶だけいただくと、渋味が効いている感じがしたのですが、スイーツと一緒だと渋味と甘さのバランスがちょうどよく、すっきりとした味わいに。
濃ほうじ茶感たっぷり!味わう枯山水の『ほうじ茶ティラミス』
塗りの器のふたを開けると、少々わかりにくいかもしれませんが、枯山水の世界が表現されています。煮豆たちは石の代わりかな。
枯山水とは、水を一切使わずに、石や砂などで山水の風景を表現する庭園様式のこと。京都の龍安寺の方丈石庭が有名です。
庭園の枯山水は、心落ち着かせ、鑑賞することを楽しみますが、ティラミス枯山水は、ワクワクとじっくり味わうことで楽しませてもらいます。
まずはひとさじ。香ばしいほうじ茶とマスカルポーネの優しい甘みがふわっと、口の中で溶けていきます。ほうじ茶感たっぷり!
下方のスポンジから、ほうじ茶シロップ(?)がじゅわーっとあふれ出てきて、ほうじ茶の味わいもより濃厚に。量が多いかなと思いましたが、口当たりが軽くて甘さ控えめなので、ぺろっと完食。お抹茶との相性もバツグン!です。
鯛煎茶漬けでいただいた静岡「堀川園」の深蒸し煎茶や、お抹茶でいただいた島根の「中村茶舗」の各種茶葉は、購入も可能です。
東銀座駅近の『茶Cafe 竹若』で、ランチもスイーツもお茶ざんまいしてみてはいかがでしょうか。
今日もお茶で素敵な一日を。
営業時間 | 11:00~22:30(L.O. フード21:30、ドリンク22:00) |
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定休日 | 無休 |
お店のURL | http://www.takewaka.co.jp/chacafe/index.html |
住所 | 中央区銀座4-10-5 東急ステイ銀座1F |
備考 | 2016.4月東銀座にオープンしたお茶を楽しめるカフェ。明治17年創業の島根の老舗茶屋「中村茶舗」のお茶が銀座で味わえます。 |