価格差2倍のゼブンプレミアムの【金の緑茶】と【一番摘み前茶】飲み比べでみた。

セブン&アイのプライベートブランドの『セブンプレミアム』と『セブンプレミアムゴールド』の緑茶(煎茶)を飲み比べしてみました。

左:金の緑茶:セブンプレミアムゴールド:1,080円(税込)
右:一番摘み緑茶:セブンプレミアム:511円(税込)

商品名に『』がつくゴールドシリーズ(左)は、セブンプレミアムの最上級ブランドです。
価格も普通のセブンプレミアムの煎茶(右)と比べると2倍ちがうだけに、どのくらいちがいがあるのか気になるところです。

金の緑茶<ふかみ>:セブンプレミアムゴールド

金の緑茶<ふかみ> 100g
1,080円(税込)

セブンプレミアムゴールドの商品、綾鷹でおなじみの宇治の老舗茶舗「上林春松本店」監修しています。
国産の一番摘み茶葉を100%使用し、玉露がブレンドされています。100gで1,000円は煎茶としては特別高くはありませんが、スーパーに並んでいると高く感じる価格です。

「ゆたかみどり」という品種の茶葉に玉露をブレンド。
金の緑茶にはもうひとつ「まろやか」という商品がありますが、そちらは「さえみどり」と玉露です。

製造はハラダ製茶。

かぶせ茶入り一番摘み煎茶:セブンプレミアム

かぶせ茶入り一番摘み煎茶 100g
511円(税込)

国産の一番摘み茶葉を100%使用し、かぶせ茶がブレンドされています。味や水色の出やすい深蒸し茶。

かぶせ茶は、茶葉を摘み取る前の一定期間、葉に覆いをして日光を遮ってつくるお茶。
旨味の濃さは、玉露ほどではありませんが、旨味、甘みが味わえるお茶です。価格も玉露より安価。

こちらの製造も、ハラダ製茶。
ハラダ製茶は、セブンだけなく、イオン、ライフ、西友などのお茶製品でおなじみ。大手スーパー系のお茶はすべてハラダ製茶が製造してる? と思えるほどよく見かけます。

飲み比べ

茶葉を比べてみると「金の緑茶」の方が濃い緑色で、茶葉にもツヤがあります。
一番摘み煎茶」の方には白い茎が混ざっているのが見えます。茶葉の大きさは両方同じぐらいのバランスで、深蒸しという感じ。

茶葉の香りは、明らかに「金の緑茶」の方が強くていい香りです。

パッケージの表示を見てみると、金の緑茶は、お湯180mlで小さじ2杯(6〜7g)。
お湯の温度は70〜80度、抽出1分30秒、玉露がブレンドされているので、お湯少なめ、温度も低めが目安になっています。

一番摘み煎茶は、湯量の目安はなく、一人分で小さじ2杯(4g)。
小さじ2杯当りのグラム表示が「金の緑茶」と統一されていないのが気になりますが、お湯の温度や湯量の目安の記載もないので、細かいことを気にせずに淹れても味にあまり差がでなさそうです。

実際に淹れてみると、金の緑茶の水色は明るめの黄色。
一番摘み煎茶は、深蒸しらしい濃い緑。

香りは茶葉のときほどのちがいはありませんが「金の緑茶」の方が新鮮な香り。
味は「金の緑茶」は旨味と甘みがしっかりした味わいで、玉露が入っているのがわかります。
一番摘み煎茶」は苦みがしっかりした味わいでコクもありますが、さっぱりしています。

二煎目。
金の緑茶」は、旨味甘みは減りますが、苦みが強くなり、一煎目と違った味わいに。
一番摘み煎茶」は、この価格ぐらいだと、二煎目ではほとんど味がでなくなることが多いのですが、薄くはなるものの出がらし感はなく、苦みも甘みも十分に味わえます。

緑の緑茶」は、午後のおやつ時に和菓子などとゆっくり味わうのに合いそう。
食後などの普段飲みであれば、価格も半分の「一番摘み煎茶」で茶葉を少し多めにして淹れるとおいしく頂けそうです。

価格差2倍だから美味しさも倍ということではなく、時と場合で飲み分けるとそれぞれ愉しめる2商品。
セブンプレミアムの「金の緑茶」と「一番摘み煎茶」、飲み比べてみては。

今日もお茶で愉しい、一日を。

セブンプレミアム ゴールド
https://7premium.jp/product/pickup/detail?id=50

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