カルディの『中国雲南省 プーアール茶』を飲んでみました。
200g入 537円(税込)
プーアール茶(普洱茶)は、黒茶ともいい中国雲南省南部から南西部の山岳地帯でつくられる中国茶の一種。麹菌の微生物を利用して発酵・熟成させる独特の製法で作られる「後発酵茶」です。
日本の碁石茶、阿波番茶も後発酵茶です。ちなみに、緑茶は蒸して発酵を止める「不発酵茶」。
茶葉の発酵過程でできる「没食子酸」という成分が脂肪の吸収を抑え、中性脂肪を分解する成分のリパーゼも生成されるので、ダイエットに効果的と言われています。
原材料は、シンプルに”茶”のみ。
飲み方は、緑茶と一緒で、急須で淹れます。
違いは、『洗茶』。中国茶を飲むときの習慣で、一煎目のお湯はすぐに捨てます。
ホコリやアクを落とし、堅い粒状に整形される中国茶葉を、あらかじめお湯でほぐし開かせることで、香りや味をより抽出されやすいようにするため、と言われています。
プーアル茶、淹れてみた
茶葉を見ると、色はこげ茶系で、全体的に細かい。香りは酸味のあるウーロン茶のような、ちょっと独特な香りです。
ところどころに、白っぽい茶葉や揉んで整形したような名残の茶葉もちらほら。
急須に茶葉(約2〜3g)を入れたら、茶葉が浸るまで熱湯を注ぎます。
1煎目に入れたお湯はすぐに捨てます。これが洗茶。
再度、沸騰したお湯を注いで、
蓋をして2、3分蒸らします。
器に注いで、出来上がり。
飲んだ感想『中国雲南省 プーアール茶』
水色は、濃い茶褐色。ちょっと蒸れたような、かなり独特な香りが強いです。
色合いから勝手に渋苦なイメージでしたが、飲んでみると、ほぼ渋みはなし。どちらかというとほのかに甘みを感じる不思議な味わいです。香りほどに癖はなく、後味もスッキリ。
消化を促進させ、胃もたれを軽くする効果も期待できるので、食中・食後に飲むのがおすすめだそう。確かに食事にも合うかも。
カルディの『中国雲南省 プーアール茶』
チェックしてみては。
今日も美味しいお茶で愉しい、一日を。