便秘やむくみの解消、コレステロールの抑制にもいいとされる『ごぼう茶』。
ティーバックやペットボトルだと気軽にいただけていいのですが、スーパーなどののお茶コーナーでは少しずつ見かけるようになったものの、種類は少なめ。
だったら、手順は意外と簡単らしいので、少し時間はかかっても作ってしまったらいいのでは・・・と、早速『ごぼう茶』作ってみました。安心安全、出来立てを味わえるのも手作りならではですしね。
ごぼう茶の作り方
材料は、ごぼうのみ。1本でも2本でもお好きな量ご用意ください。
1.まず、ごぼうをたわしでよーく洗って、泥を落とします。
皮には、香り成分や抗酸化作用のあるクロロゲン酸というポリフェノールが特に多く含まれているので、ぜんぶ綺麗にむかないように。栄養分を減らすことになってしまいます。
2.ピーラーを使って、ささがきにします。
ささがきにしたあと、アク抜きのために水にさらすことも多いと思いますが、水にさらしすぎることで、大事な栄養分が流れ出てしまうので、今回は水にさらさず、そのままで。
※腸内環境を改善する効果が期待される水溶性食物繊維であるイヌリンが水に溶けだしてしまうそうです。
3.ザルに広げて、天日干しします。
4.天日干しを5〜6時間すると・・・。
ちょっと小さく縮んでいます。乾燥していますが、ちょっと柔らかい感じ。
5.フライパンで、3〜5分、弱火でこ焦げないように注意して、乾煎りします。
※乾煎りする時間は、ささがきしたごぼうの大きさにもよるので、焦げる直前を目安に調整してください。
6.これで出来上がり!
ごぼうの香りに香ばしさが加わって、いい香り。パリパリッとした感じになっています。
ごぼう茶の煎れ方
早速、ごぼう茶を煎れてみましょう。
急須の中に、手作りの乾燥ごぼうを適量入れます。
沸騰したお湯を注いで、数分おいたら、ごぼう茶の出来上がりです。
あたたかいごぼう茶いただきます。
ごぼうの風味と香りがとともにふわっと広がって美味しいです。優しい風合いで、市販のごぼう茶よりも飲みやすい気がします。
味の強さ等は好みによるかもしれませんが、ごぼうの大きさや焙煎の強さ、1回に入れるごぼうの量で好きなように調整できそうです。自分好みの味が作れるのも手作りのよいところですね。
冷やしていただくと、ごぼう風味も香りも増している気がします。あたたかいごぼう茶よりも、ごぼう風味が引き立ってる感じ。
ごぼうをしっかり味わいたい場合は、キリッと冷やしたほうがオススメです。
そして、煎れ終わったごぼう茶の素、乾燥ごぼうも再利用しちゃいましょう。お味噌汁やおうどんにトッピングしたり、ごま油で炒めてゴマとお塩かお醤油で味付けしてご飯のお供にも。
ちょっと手間はかかっても、安心安全の「手作りのごぼう茶」。
ぜひ自分好みを探りながら作ってみては・・・。
今日もお茶で素敵な一日を。