1月、2月は風邪やインフルエンザがピークになる季節。
外出時のマスクや、帰ってからのうがい、手洗いなど、予防にも気をつかいます。
最近、テレビ番組で医師がおすすめしていた風邪やインフルエンザの予防法をご紹介します。
「こまめにお茶やお水を飲む」。
え! それだけ?!
風邪の予防には、子供のことから「うがい」、と教育されてきただけに驚き。この説は一つの番組だけでなく複数の番組で、ちがう医師によっても紹介されていました。
20分毎に一口お茶を飲む
その説。お茶を飲む間隔は、20分に1度程度。
飲む量は、一口程度でいいそうです。
飲むものは、もちろん「お茶」ではなく、「水」でもOK。
お茶を一口飲むことで、のどに付いたウィルスを胃に流してしまう効果があり、胃に流してしまえばウィルスは胃酸で働きが弱まるそうです。
ウィルスがのどに付くと粘膜から短時間でカラダの中に入ってしまうため、20分に一度ぐらいは飲むことがとても大切。
たまの「うがい」では意味がないとのこと・・・。
たしかに、「うがい」は吐き出さないといけないので、どこでもするわけにはいきません。会議中や、授業中などは無理。一口飲むのであれば、簡単ですよね。
この説。内科や小児科などの医師も実践しているとか。
また、保育園で保育士の風邪予防として、1時間に一度、コップ半分程度の水を飲むようにしたことで、風邪を引く保育士がかなり減ったという例もTV紹介されていました。
これは、乾燥から水分が不足する冬に定期的に水分補給をすることで、鼻の奥にある毛氈の活動を活発にしてウィルスが体内侵入するのを防ぐことができるから、ということです。
手で顔を触らない
顔には、目、鼻、口と粘膜のある場所が多くあります。
風邪やインフルエンザウィルスは、粘膜から体内に入り込むため、手で目をこすったり、鼻を触ったり、口を触ったりしていると感染しやすくなります。
『顔はさわらない』も、風邪、インフルルエンザ予防にとても効果的です。
無意識によく顔を触ってしまうという方も、この時期は意識的に顔は触らないように心がけましょう。マスクをしていれば鼻と口は触れなくなるのでマスクを普段からするのもオススメです。
お茶のカテキンも一緒に。緑茶はインフルエンザ予防にもなる?!
水でも効果は同じですが、どうせ飲むなら「お茶」。
特に緑茶には、免疫力のアップや抗酸化作用も期待できるカテキンが含まれているので、風邪の予防にもオススメです。
最近では、緑茶の『カテキン』が、インフルエンザの感染予防に効果があることが、静岡大学と伊藤園の研究で確認されているようです。
緑茶成分によるインフルエンザ予防
https://www.itoen.co.jp/company/research/report03/
一番手軽なのはペット茶の常備ですが、マイボトルに自宅で温かいお茶を入れて持ち歩くのもいいですよね。
最近は、高機能で使いやすいマイボトルもでているので、どこでも本格的なお茶を楽しめます。
関連記事:超おすすめのマイボトルでた!Vitantonio「ツイスティー」新登場!
カフェインの過剰摂取には注意して
予防といっても20分の一度、お茶を飲んでいると、カフェインの摂取もそれなりに多くなります。とくに、妊娠している方やお子さんは気をつけましょう。
玄米茶などカフェインの少ないお茶や、カフェインの含まれない穀物系のお茶がオススメです。
関連記事:たくさんある!【ノンカフェイン(カフェインゼロ)】のお茶一覧
風邪、インフルエンザの多い季節、20分毎にお茶を一口飲んでできる風邪予防。試してみては?
もちろん、こまめなしっかりとした手洗いもお忘れなく。
今日もお茶で素敵な、一日を。