【立冬(りっとう)】季節の生菓子(和菓子)とお茶を愉しむ。<11/8〜11/21>

2019年の立冬(りっとう)の時期は、11月8日(金)〜11月21日(木)

二十四節気(にじゅうしせっき)、冬季始まりの節気、立冬(りっとう)
立冬とは、「冬立つ」という文字の通り、暦の上ではこの日から冬が始まる日で、立春の前日までが冬季となります。

立冬だからもう冬で寒いというのではなく、少しずつ冬の気配を感じ始める頃です。昼夜の寒暖差が激しくなる時期でもあり、一年の中で最も体調を崩しやすいといわれています。これから訪れる冬を乗り越える準備の時期ともいえるのです。

お茶の花の見頃もこの時期

茶席に飾る花「茶花」のことではなくて、名前の通り、お茶の木に咲く花のこと。この時期に、椿にそっくりな白い小ぶりな花を咲かせます。

きれいに剪定された茶畑や茶葉の元となる葉っぱは、比較的目にすることもあり馴染みがありますが、お花はあまり知らないかも。
それは、お茶農家にとっては、花や実よりも、良い茶葉を収穫するためにできるだけ栄養は葉にを使ってもらいたいので、花はすぐに摘み取ってしまうそう・・・。なので、目にする機会があまりないようです。

また、お茶には丸い実もなり、この実も花同様見ためも成分も椿に似ているため、そこから採れる油を椿油のように化粧品などで使われることもあるようです。ちなみに、茶畑を表す地図記号は、この「茶の実」で表現されています。

なかなか貴重なお茶の花。可愛らしくてきれいな花のようなので、機会があったら鑑賞してみたいものです。

栗きんとん:11月の和菓子

立冬の生菓子は、「江戸風御菓子司 日本橋 長門」さんの『栗きんとん』。
今回のお茶は、八女のお煎茶

和菓子の世界でもが今が主役の黄色や茶色の栗の和菓子たち。きんとん製、鹿の子、練り切り製、そして羊羹や最中、おまんじゅうなどとそれぞれ異なる見た目と味わいで楽しませてくれます。

今回の栗の和菓子は、練り切りの中に栗の甘露煮が散りばめられた一品。なめらかな口当たりの練り切りに、栗の食感と風味がふんわりと感じられ、上品な味わいです。
練り切り製。

日本橋 長門:享保年間創業、徳川家に菓子を献上していた約300年の歴史ある老舗和菓子屋さん。2週間ごとに変わる生菓子もおすすめですが、1年中購入できる「久寿(くず)もち」が一番人気。
http://nagato.ne.jp/

二十四節気(にじゅうしせっき)とは

二十四節気は、太陰暦の日付と季節を一致させる為に考案されたもの。1年を24等分にし、それぞれに季節を表す名前がつけられています。二十四節気の起点となる立春と、立夏、立秋、立冬の「四立」、夏至と冬至の「二至」、春分と秋分の「二分」を加えた「八節」は、現在でも季節の節目を示す言葉として使われています。

日本には、春夏秋冬と移り変わる四季がはっきりしています。
四季に合わせて、自然の美しい景色の移り変わり、そして行事や食もそれぞれの旬を楽しめます。
そして、お茶のお供の和菓子にも四季それぞれの和菓子があります。日本独特の二十四節気(にじゅうしせっき)に合わせて、その時期の生菓子を紹介します。
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朝晩の寒暖差が厳しいので、風邪など体調を崩しやすい時期なので、体調管理には十分気をつけて。この季節にとれた体を温める生姜や冬瓜、ねぎ、かぶなど旬の食材を上手に取り入れたり、冷たいものから温かい飲み物にチェンジして体の準備を整えたり、本格的な冬に向けての冬支度を始める目安にするのもいいかもしれません。

今日もお茶で愉しい、一日を。

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