「茶聖」と称される千利休。その利休の名を冠した「特選 利休の詩」は、生誕の地である堺市の老舗製茶舗『茶寮 つぼ市製茶本舗』の看板商品でもあり、境店では「人気No.1」の深むし煎茶です。天皇陛下が堺にお越しになったときに、おもてなしのお茶として使われたお茶でもあり、その茶葉は、百年以上もたつと言われる古い土蔵のなかで、静かに熟成されるのを待っているそうです。
「甘み」より「深みと旨み」の奥深さが際立つ煎茶
甘み2倍!とろーりあまいお茶です。お茶の旨み成分のひとつであるアミノ酸が普通煎茶の2倍以上含まれており(当社比)、あまい味わいと鮮やかな水色が特徴で思わず友達に勧めてしまうお煎茶です。
(利休倶楽部「製品紹介」より)
5gの茶葉に80℃程度のお湯150mlで、蒸し時間は約2分、湯のみ1杯分を淹れてみました。水色は決して「鮮やか」という色ではないですが、深むし煎茶らしく色濃く濁ってはいますが、きれいな色合いです。「甘み」をとっても強調していますが、決して玉露のような甘みではなく、「深みと旨みが強い」という方が正解なのでしょう。
「日常茶ランキングNo.1」の<よかろう>と飲み比べてみた
水色は「利休の詩」の方が若干、緑濁色が濃いです。茶葉が細かい分色濃く出るのもあるのでしょうか。「よかろう」は普段飲む自宅用の煎茶としてとてもリーズナブルで、気に入っている煎茶のひとつです。やはり飲み比べてみると明らかに深みが違うんですよね。ただ、同じ系統の旨みと渋味であることは間違いなく、「利休の詩」の2煎目を飲んだ感覚と「よかろう」の1煎目が近いような・・・。
つぼ市のお茶はコスパが高い!!
スーパーで売られているもので、100g入りで1,000円~1,500円の煎茶はよく見かけて飲みますが、「よかろう」は500円(100g)で、「利休の詩」が1,500円(100g)。市販のものでこんなにリーズナブルで味わい深いお茶はないのではないでしょうか。
「大阪産(もん)名品」に認定されている「特選 利休の詩」
「大阪産(もん)」の中でも「大阪の特産と認められる加工食品」には「大阪産(もん)名品」として認定されています。大阪で培われた技術や製法に基づいて作られ、製造から概ね50年以上が経過している商品について大阪府が認定していますが、「特選 利休の詩」は大阪が誇るそれにふさわしい一品です。
きっと、お土産にするとよろこばれると思いますよ。
煎茶「特選 利休の詩」
内容量:100g
価格:1,500円(税抜き)
その他の「利休の詩」
煎茶「特上 利休の詩」100g/2,200円(税抜き)
煎茶「利休の詩」100g/1,350円(税抜き)
煎茶「特選 利休の詩」ティーバッグ2g×7p/500円(税抜き)
※「特上 利休の詩」はオンラインショップでは販売していないようです。
つぼ市製茶本舗
http://www.tsuboichi.co.jp/
利休倶楽部(オンラインショップ)
http://www.rikyu-club.com/
大阪産(もん)名品の会
http://osakamon-meihin.com/