『緑茶』は日本が誇るスーパーフード。
お湯やお水からじっくり淹れていただく日本茶には、深い香りや味だけではなく、多くの栄養素が含まれています。
でも、お茶の栄養分の多くは茶殻に残ったまま、だから、茶葉を丸ごと食べてその栄養素をすべて摂取できる『茶食』は魅力的です。
とはいっても、茶殻を食べるのって、なぜかちょっと抵抗あったり、「おひたし」や「ふりかけ」にしても、そればかり食べるのも飽きてしまいますよね。
『茶食』はしたいけど、なかなかできていないという方も多いのでは・・・。自分もその一人です。
そこで最近、はじめたのが『粉末茶』を食卓の料理に、ひとふりしてしまう方法。
これ、はじめてみると、とても簡単でつづけられそうなんです・・・。
以前TVで鹿児島知覧のお茶農家の方の多くが「血管年齢が若い」ということが紹介されていました。
粉末茶と水をペットボトルに入れてシャカシャカして普段から飲んでいることで、抗酸化作用のあるエピガロカテキンガレートを効率よく摂取できていることが、その理由の一つだったのですが、実は、そのお茶農家さんの晩ご飯で、焼きそばや、みそ汁やおかずにも、粉末茶をバンバン振りかけて食べていたんです。
ペットボトルでシャカシャカは毎日やっているのですが、食事にふりかけていたのをすっかり忘れていました。
粉末緑茶とふりかけボトルで
そこで早速実行。
用意したのは、市販の『粉末緑茶(有機茶)』と『ふりかけボトル』。
粉末茶は、インスタント茶でなく、茶葉を細かくした『粉末茶』を用意。ふりかけボトルに粉末茶と、粉末茶の袋に入っている乾燥剤もいっしょにいれて準備完了。
あとは簡単、
食事のときに、この粉末茶入りのふりかけボトルを食卓にだして、気の向くままに粉末茶をひとふりしてしまうだけです。
朝なら、ヨーグルトに粉末茶をひとふり。
ひとふり程度なら、ほとんど緑茶の味はしないので味や風味をかえることなくいただけます。
お昼は、パスタに粉末茶をふたふり。
軽くまぜれば、お茶のジェノベーゼ。
少し多めにふりかけると、お茶の苦みと風味が楽しめます。
夜は、ビールのおとも、冷や奴に粉末茶をひとふり。
薬味の一つとして苦みが加わって豆腐がおいしくなります。
チャーハン、ラーメン、バターを塗ったパン、バニラアイス・・・
自分の好みで、茶食にアレンジしてしまいましょう。
お茶は酸化しやすいので、食事が終わったら冷蔵庫にいれておくがおすすめ。
粉末茶は、茶葉をまるごと食べてしまうだけに、できれば農薬を一定期間使用していない有機茶の粉末茶を選びたいもの。
くれぐれも、粉末茶は、同じ粉末ですがインスタント茶ではなく、茶葉を細かくした粉末茶を選びましょう。
粉末茶をひとふりして、簡単『茶食』をはじめてみては。
今日もお茶で素敵な、一日を。