千利休生誕の地でもある堺に幕末の嘉永三年(1850年)に創業し、160年以上もの歴史をもつ『茶寮 つぼ市製茶本舗』の「堺店」。
町屋を改修した趣きある茶舗で、数多くの商品が並ぶ物販スペースと抹茶のかき氷で行列ができるほどの喫茶スペースがあります。かき氷は、「無重力かき氷」としても知られていて、テレビ東京の夜のニュース番組「ワールドビジネスサテライト(WBS)」でも、その人気の秘訣について紹介されるほど。
お土産を買おうと思い、物販スペースのカウンターで、
「自宅で一番飲みやすいお茶はどれですか?」と店員さんにたずねてみると、
「そちらの『よかろう』がご自宅用では人気ですよ・・・。」とレジカウンターの正面に置かれたお茶を指し示してくれました。
【日常茶ランキングNo.1創業当時から永く愛されています。熱湯で淹れても美味しい。】と書かれていました。迷わず一袋、購入することに・・・。
「つぼ市製茶本舗」HPの商品案内で「よかろう」を検索してみると、
当店の深むし茶のなかでも一番人気のあるお茶です。
熱いお湯でさっと淹れてもしぶみが少なく、濃いめに出て、価格もとってもリーズナブル。「暮らしの中のお茶の提供」を掲げる、つぼ市を代表する緑茶です。食事の時には熱い湯ですっきりと、お菓子と一緒になら少し湯さましして、まったりした味わいをお楽しみください。
2杯分で、少し贅沢に多めの茶葉(10g程度)をつかって淹れてみることに!!。
といっても、100gで540円なのでとてもリーズナブルな価格なんですが・・・。
深むし茶なので、茶葉が細かいです。
沸騰したやかんから、いったん「湯冷まし」に移して急須に注ぎましたので、熱湯よりやや低い温度の90℃くらいでしょうか。
2分ほど待って最後の一滴まで注ぎ入れます。これはお茶をおいしく淹れるコツ。
濃いめに淹れたこともありますが、味がしっかりしています。
比較的熱いお湯で淹れたのですが、渋味や苦味は強く過ぎず、最後にあまみが広がる感じです。深むし茶ということもあり、色が濃いめでとてもきれいでした。
熱湯でもおいしく入れられるので簡単で、普段飲む自宅用のお茶としては、価格も味も満足の煎茶です。
「よかろう」 つぼ市製茶本舗
内容量:100g
価格:540円(税込み)
つぼ市製茶本舗
http://www.tsuboichi.co.jp/
利休倶楽部(オンラインショップ)
http://www.rikyu-club.com/