健康のことを考えて玄米を買い『玄米食』をはじめてみたけれど、気がついたら、また白米食の生活に戻ってた・・・。なんてことありませんか? そのころの『玄米』がキッチンのどこかに残っていたりしないでしょうか。
その『玄米』を使って手作りの玄米茶を作ってみてはいかがでしょうか?
『玄米』を自宅で炒って手軽に作る『玄米茶』の作り方をご紹介します。
『玄米』には血圧を下げたり、中性脂肪を抑える役割があると話題になったGABA(ガンマアミノ酪酸)が豊富に含まれています。
GABA(ガンマアミノ酪酸)には、心理的なストレスを緩和する働きもあり、『玄米茶』はリラックスしたい時にはとてもいいお茶です。
玄米を炒って『炒り玄米』を作る
作り方は簡単。
まず『玄米』をフライパンで炒って『炒り玄米』を作ります。
『玄米』を水で洗って、軽く水を切ったらフライパンに入れ、火をつけて中弱火で炒めます。
※玄米を炊くときのように、玄米を1日水に浸けてから炒める方法もありますが、今回は手軽にできる方法をご紹介。
玄米が少し膨らんでパッチっと音がしたら、玄米が浸かる程度の『水』を入れ、中〜強火にしてグツグツと煮ながら水気を飛ばします。
※水を入れずに炒る方法もありますが、できあがりの膨らみとお茶にした時の玄米の風味が水を入れた時の方がよかったのでおすすめ。
水気がなくなったら、中弱火にして10分程度炒めます。玄米がパチンと跳ねるときがあるので目に入らないように注意してください。
香ばしい香りがして、こんがりと色がついたら『炒り玄米』のできあがり。
このままポリポリと食べても香ばしくておいしいです。
水を入れて炒めたものが『左』、水を入れずに炒めたものが『右』です。
お好みですが、水を入れて炒めたもの『左』の方が、あられのような香ばしさと膨らみがでます。
自家製『炒り玄米』で『玄米茶』を淹れる
できたての『炒り玄米』と煎茶の茶葉で『玄米茶』を淹れましょう。
玄米はたっぷり入れましょう。玄米の風味がしっかり愉しめますよ。
熱めのお湯を注ぐと、炒り玄米のいい香りが漂ってきます。
自家製『炒り玄米』を使った玄米茶のできあがり。
1煎目と2煎目は煎茶を愉しんで、3煎目になったら急須に炒り玄米を入れて『玄米茶』にして愉しむのもおすすめです。
香ばしくておいしい玄米茶ですが、毎日は飲まないものだったりするので『炒り玄米』を作っておけば、いつでも玄米茶が作れて便利です。
自宅で玄米を炒って手作り『玄米茶』を愉しんでみてはいかがでしょうか。
今日もお茶で愉しい、一日を。