ほうじ茶は、煎茶に比べると茶葉の価格もお手軽なものが多いので、購入した茶葉で『ほうじ茶』を愉しむのが一般的。でも、自宅でも美味しい『ほうじ茶』を作れるのをご存知でしょうか?
『焙じ器(ほうじ器)』があれば自宅でも簡単に自家製のほうじ茶を作って愉しむことができます。
煎茶や番茶の茶葉で古くなったものや、味が気に入らずに飲んでいないものが戸棚に眠っていませんか? そのような茶葉を『焙じ器』でほうじ茶に変身させてしまいましょう。
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『焙じ器(ほうじ器)』は、茶器の専門店で手に取って気に入ったものを見つけるのが一番ですが、今回は、気軽にネットでも手に入る『ほうじ器』を使ってほうじ茶をつくる方法をご紹介します。
自家製のほうじ茶を愉しんでみてはいかがでしょうか?
焙じ器は2000円程度でも色々ある
購入してみたのは、Amazonでレビューが多かったほうじ器。
サイズは、『幅14cm、長さ24cm、高さ9cm』。翌々日に届いたので早速開封。
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黒色の常滑焼の焙じ器です。
写真より実物の方が、色味も雰囲気もいい感じ・・・。
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常滑焼は、愛知県常滑市で作られてきた焼き物。日本で古くから続く日本六古窯(にほんろっこよう)の一つ(常滑焼、瀬戸焼、越前焼、信楽焼、丹波立杭焼(たんばたちくいやき)、備前焼)です。
常滑焼といえば、粘土に含まれる鉄分により赤茶に発色する朱色の急須が代表的。
口が大きめ(直径9cm程度)なので、茶葉を入れたり炒っている時も中の様子が見やすそうです。
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厚みが薄く、片手で持っても重くないのでこれなら女性でも焙じやすそう。
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炒った茶葉は取っ手の中を通して簡単に取り出せるようになっています。
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取っ手の巻物は接着剤が見えたりして、ちょっと安っぽい感じかも・・・。
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裏側は白色です。
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茶葉をほうじてみる
早速、自宅にある煎茶を入れて焙じてみます。
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茶葉の量にもよりますが、少なめで焙じる場合はすぐに焦げてしまうので、火加減は弱火でじっくりと。
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すぐに、ふわっ〜と緑茶アロマのいい香りがしてきます。
茶葉の火入れが偏らないように焙じ器を揺すりながら焙じていきます。
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少しづつ茶葉の色が褐色になってきました。かおりもどんどんと香ばしさが増していきます。
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10分程度焙煎して『ほうじ茶』のできあがり。取っ手も熱くならなかったので、素手で焙じることができました。
家の中はどこにいっても癒される焙煎香に満たされていてお茶屋さん状態になります。この香りが自宅でほうじ茶を焙じる愉しみの一つです。
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取っ手の中を通して茶葉を器に取り出してみます。
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使用した茶葉が深蒸し茶なので、細かい茶葉が強く焙煎されている様子。
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ほうじ茶を淹れてみる
焙煎したての茶葉でほうじ茶を淹れていただきます。
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自家製ほうじ茶のいい香りが漂います。
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どんな味わいなのかワクワクします。
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水色は濃いほうじ茶です。
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ロースト感がしっかりした強焙煎のほうじ茶になりました。
二煎目になると甘みがでて、まろやかな味わいが愉しめました。
焙じる茶葉や、焙煎度合いを変えならが自分の好みのほうじ茶を作ることができるのも自家製ほうじ茶ならではの愉しみ方です。
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『焙じ器』で自分だけの自家製『ほうじ茶』をつくって味わってみてはいかがでしょか。
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今日もお茶で愉しい、一日を。