伊藤園の「京都宇治抹茶入りおーいお茶」。
甘みと旨味がとてもあるにごり系。ペット緑茶の中でも好きでリピートしている商品のひとつです。
その「京都宇治抹茶入りおーいお茶」が秋冬商品として新しくなったので飲んでみました。
ボトルには「えっ!?抹茶って旬があったの?」と目を引きそうなラベルがついていました。
そして、パッケージには、
「抹茶のおいしい季節 お茶会用抹茶使用。」
なんとなく、質が高い抹茶をつかっていそうな雰囲気ですね。
水出しした緑茶に、秋まで熟成させた抹茶をいれて甘みを愉しめる商品になっているようです。
緑茶にはかぶせ茶を使用しています。
かぶせ茶とは、摘み取る前に1週間程度、茶葉に日光があたらないように覆って、甘み、旨味を引き出したお茶。
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抹茶は秋が新茶の季節です
どうして秋冬が抹茶のおいしい季節なのかというと、
抹茶のもとになる「碾茶」は、初夏につまれると壺に入れて夏の間に低温貯蔵します。これによって熟成して風味をまします。新茶特有の青臭さも抜けて、まろやかでコクと深みのある茶葉になります。
秋になると、
「口切りの茶事」で茶会の亭主が客人の目の前で夏の間貯蔵していた壺の口を切り碾茶を取り出します。これを「口切り」といいます。
そして石臼で抹茶に碾いたものを濃い茶としてお茶会で振舞いまいます。茶の湯の世界では最も正式な茶事なんです。
ということで、抹茶はこの11月〜12月の時期が「旬」ということですね。
関連記事:【秋こそ新茶の季節!】秀吉と家康も秋に熟成されたお茶を楽しんだ!
安定した甘みと旨味
無香料、無調味、国産茶葉100%。
京都産の抹茶のようですが、宇治抹茶100%の表記はありません。同シリーズにもう一つ「口切り旬抹茶使用」という商品もあって、そちらは宇治抹茶100%使用です。
京都宇治抹茶入りおーいお茶「お茶会用抹茶使用」。
まず、水色がとてもきれいです。ペットボトルから直接飲んでしまうのは少しもったいないくらい。にごりもあって、グラスに入れるとかなりおいしそうに見えます。
味は、以前の京都宇治抹茶シリーズとのちがいまでは正直わかりませんが、シリーズの特長であるしっかりとした甘みと旨味は変わらずで、ゆっくり味わいたくなるペット茶です。
以前のシリーズ
・京都宇治抹茶入りおーいお茶
・京都宇治抹茶入りおーいお茶 氷水出し
今が旬のペット茶。
京都宇治抹茶入りおーいお茶「お茶会用抹茶使用」。チェックしてみてはいかがでしょうか。
今日もお茶で素敵な一日を。
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京都宇治抹茶入りおーいお茶:伊藤園
http://www.itoen.co.jp/oiocha/kyotoujimatcha/