「カフェインの取り過ぎで20代の男性が亡くなる」というニュースで、最近、カフェインが健康に与える影響が話題になりました。
カフェインは、コーヒー、紅茶、チョコレートなどの普段の生活で飲食している物に含まれています。
カフェインには眠気を覚ます、集中力を高める、自律神経の働きを高める、利尿作用を高めるといったメリットがある一方、カフェインに弱い人は、夜眠れなくなる、頭痛がするなどのデメリットもあります。
妊婦さんや、授乳中のお母さん、小さいお子さんはひかえる方がいいといわれています。
そんなカフェイン、もちろん緑茶、ほうじ茶などのお茶にも、含まれています
お茶などに含まれるカフェインの量
<お茶などに含まれるカフェインの量 (150ml(湯のみ)あたり)>
・煎茶 30mg
・抹茶 45mg
・玉露 225mg
・ほうじ茶 30mg
・麦茶 0mg
・紅茶 45mg
・レギュラーコーヒー 90mg
玉露にはかなり多くのカフェインが含まれています。
ペットボトルのお茶を見てみると。。
<ペットボトルのお茶に含まれるカフェイン>
・伊右衛門 50mg/500ml
・生茶 65mg/500mg
・伊右衛門 特茶 90mg/500ml
・濃い伊右衛門 100mg/500ml
綾鷹、お〜いお茶は、含有量の表示なし
濃いお茶には、多く含まれてますね。
カフェインの安全な摂取量は?
では、1日に摂取してもいいカフェインの目安がどの程度かというと、体重によって異なり欧州では、1日 5.7mg/kg までを推奨しています。
50kgの人なら:285mg以内
60kgの人なら:342mg以内
70kgの人なら:400mg以内
※妊婦、授乳婦は別
60kgの人の場合一日で
煎茶なら11杯、玉露なら1.5杯、生茶なら5本、伊右衛門なら6本。
コーヒーなら3杯。以内がおすすめということになります。
・カフェインの摂取量:欧州食品安全機関(EFSA)
http://www.efsa.europa.eu/en/efsajournal/pub/4102
ノンカフェインの緑茶「カフェインゼロ 生茶」
煎茶を普通に飲んでいる分にはカフェインの心配はなさそうですが、緑茶好きだけど、カフェインが弱い人や、妊娠中の人は気になります。
キリンのノンカフェインの緑茶「カフェインゼロ 生茶」。
ペットボトルで世界初のノンカフェイン緑茶ということなので試飲してみました。
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カフェインを除去する一般的な製法は、カフェインをとった茶葉からお茶を淹れるそうです。
生茶では、淹れたお茶からカフェインをとっています。そうすることで、お茶の成分や美味しさは損なわずにノンカフェインのお茶ができる特許取得の製法。
使用している茶葉も1.6倍に増やしています。
水色:明るめの黄色、にごりなし。
香り:甘く、紅茶のような香り。
味:渋み、苦みはなく、甘い。
苦みがないためか、すっきり感は少なく、かなり甘い印象です。
香り、味に、午後の紅茶ストレートを感じました。
香りと味に少し変わった印象を受けたので、原材料を確認すると、
香料が入っていました。
カフェインゼロ 生茶。
暑くなる季節には、カフェインの心配をせずにガブガブ飲めるし、カフェインがなければ利尿作用も少ないので熱中症対策としてもいいですよね。
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・カフェインゼロ 生茶:キリン
http://www.kirin.co.jp/products/softdrink/namacya/zero/