コープ(生協)で見つけた『有機茶葉を使用した粉末茶』を飲んでみました。
50g入り 398円(税別)
粉末茶は煎茶の茶葉を細かく粉砕したもので、お湯や水に入れてまぜるだけで簡単に緑茶になります。急須がいらない、茶殻がでない、コスパがいい、などの手軽さもあって注目されています。
栄養素をまるごと摂取できる粉末茶
茶葉をまるごと食べてしまう粉末茶は、茶葉に含まれる豊富な栄養素もすべて摂取できるのもメリットです。
緑茶のポリフェノール「カテキン」には抗酸化作用があることは良く知られています。日頃から粉末茶を飲んでいる鹿児島の茶農家の方の血管年齢を調べたところ、実年齢より若い人が多く、動脈硬化にもいいことがTV(たけしの家庭の医学)で紹介されていました。
夏などは粉末茶をペットボトルに入れてシャカシャカ。冷蔵庫で冷やしておいて飲んでいますが、朝の目覚めや、お風呂あがりの一杯はなかなか美味しいんですよ。
もちろん、急須で淹れたお茶や、水出しした緑茶には味も香りもかないませんが、なんといっても、スーパーフードでもあるお茶の茶葉をまるごと食べている感じがいいわけです。
でも、まるごと食べてしまう粉末茶だけに、お茶の農薬はちょっと気になります。
粉末茶を選ぶときは、農薬や化学肥料を極力していない有機茶葉の粉末茶がオススメなのですが、まだまだ有機茶葉を使用した粉末茶の種類は少ないのも現実。
コープにも有機茶葉の粉末茶
鹿児島県産の有機茶葉を使用した粉末茶。なんだかTVで紹介されていた『鹿児島県のお茶農家が飲んでいる粉末茶』というキーワードをそのまま商品にした感じですが、粉末茶に有機茶葉の商品が増えるということはとても歓迎すべきことです。
有機茶葉である証は、この「有機JASマーク」。
基本的に化学肥料や農薬が3年間使用されていない茶畑で栽培されている茶葉ということになります。
原材料は、有機緑茶(鹿児島県産)のみ。
粉末緑茶には、「インスタント緑茶」というものものあります。溶けやすくなっていますが茶葉以外の成分も含まれています。個人的には、飲んだ後に舌にちょと残る感じが気になるので、粉末茶は、原材料が緑茶だけのものを選ぶようにしています。
粉末茶は緑茶して飲むだけでなく、豆腐やパスタにかけたり、アイスにかけたりと、料理やスイーツにも応用できるのもいいところです。
なによりコスパがいい
そして粉末茶はやはりコスパの良さです。
コープの有機茶葉の粉末茶は、湯のみ150杯分で430円(税込み)。
1杯150ml換算で計算してみると、1Lで約19円。
綾鷹などをAmazonで見てみると、2Lが12本で1670円程度。こちらもかなり安いですが、それでも1Lで約70円。粉末茶はペット茶の1/3以下ですね。
よく購入して飲んでいるは「三井銘茶の有機粉末茶」なのですが、飲み比べてみても甘みも風味も同じ程度なので、選択肢がひとつ増えた感じでうれしい。
急須でお茶を入れて飲むことが少なくなっていることは残念なことですが、気軽に安心してお茶を楽しむ方法の一つとして有機茶葉の粉末茶商品が増えていくことに、これからも期待したいものです。
コープの『有機茶葉の粉末緑茶』。
チェックしてみては。
今日もお茶で楽しい一日を。