コカ・コーラの『熟成烏龍茶 つむぎ』を飲んでみました。
2017年9月4日発売。
コカ・コーラの烏龍茶には「烏龍茶つむぎ」という商品がありますが、『熟成烏龍茶 つむぎ』は、「烏龍茶つむぎ」の新商品のようです。
▼ 烏龍茶つむぎ(旧)
新商品のキーワードは、『熟成』。茶葉を180日熟成させ、香りを引き出しているとのこと。
新CMには浅野忠信さんが出演中。
カジュアルな格好をした「普通の浅野忠信」と、スーツの装いの「熟成した浅野忠信」が登場して商品を紹介しています。これってまさか中味は同じで、外見だけが変わったという意味? なんておもってしまったりも・・・。
緑茶は昔、壷で熟成させていた。
緑茶の煎茶や碾茶(抹茶の元)では、昔、春につまれた茶葉は壺に入れ、11月頃まで貯蔵して熟成させていました。熟成させることで新茶の青臭さが抜け風味がまして、まろやかで深みのある茶葉になります。これを後熟(こうじゅく)といい、かの徳川家康もこの『後熟』のお茶を好んだといわれています。
サントリー伊右衛門の秋バージョンも熟成させた茶葉「寝かせ茶葉」を使用していますね。
本来、緑茶も烏龍茶も紅茶も、同じチャノキという植物の葉からできているので、緑茶が熟成されるのであれば、烏龍茶も同じことです。
「熟成烏龍茶 つむぎ」のCMでは、壷の中で生茶葉が熟成して烏龍茶になっていくかようですが、烏龍茶に仕上げたものか、仕上げる前の荒茶の状態で熟成しているはずけど・・・。
『熟成烏龍茶 つむぎ』の原材料
原材料:烏龍茶(国産)(かぶせ茶5%)、ビタミンC
かぶせ茶5%の使用は、前の「烏龍茶つむぎ」と同じです。
「かぶせ茶」は、茶葉を摘み取る前の一定期間、葉に覆いをして日光が茶葉に当たらないようにしたお茶。日光を遮ることで葉がやわからく、旨味の多いお茶になります。ちなみに玉露はこの覆う期間をかぶせ茶よりさらに長くしてより旨味を引き出したお茶です。
国産茶葉を100%使用した烏龍茶であることもこの商品の特徴です。
甘みもあって変わらず飲みやすい
飲んでみると、前つむぎ同様、甘みがあってまろやか。とても飲みやすく感じます。
甘みがありますが、後味に少し苦みもあるので、飲んだ後はさっぱりしています。
味や香りが前つむぎより熟成されているかまではわかりませんが、国産茶葉を使用していることがなんとなくわかるような味のする烏龍茶です。
外見は熟成されたのは間違いないですけどね〜!
コカ・コーラの『熟成烏龍茶 つむぎ』。
チェックしてみては。
今日もお茶で愉しい、一日を。
熟成烏龍茶 つむぎ:コカ・コーラ
https://secure-c.cocacola.co.jp/nihon-tsumugi/