玉露とは?煎茶と何がちがうのでしょうか?
『玉露』は、新芽がでたら20日間程度日光があたらないように覆った上で収穫。
さらに、5ヶ月以上蔵などの暗いところで寝かせています。
お茶の製法(蒸す、揉む)は、煎茶と同じです。
日光にあたらないようにすると、お茶の旨味成分テアニン(アミノ酸)が増えて甘み、旨味のあるお茶になります。
玉露の旨味成分は、煎茶の4倍以上。香りも青海苔のような玉露独特の香り「覆い香」がします。
玉露の名産といえば、
・京都府宇治
・福岡県八女(やめ)
・静岡県藤枝
が有名です。
玉露は、60度
煎茶を淹れる最適な温度80度はですが、玉露は60度。これは、お茶の旨味成分テアニンが溶け出すのに最適な温度が、60度だからです。
80度以上では、カテキンがよく溶け出します。カテキンは、苦み渋みがあります。せっかく日光を遮断して増やしたテアニン。お湯の温度を間違えて台無しにしないように注意したいものです。
高い玉露は、煎茶の20倍値段が高い
玉露は、茶葉の値段が高いという印象があります。
煎茶を同じ程度の値段の玉露もありますが、高いものだと、煎茶の20倍する玉露もあります。
京都のお茶専門店、一保堂茶舗の玉露「天下一」97g ¥10,800
それだけ手間がかかって、生産量も少ないからということでしょう。
100g 1万円する玉露。一保堂茶舗では、1回分でも買えますので、一度は、味わってみたいものです。
一保堂茶舗の東京丸の内店の喫茶室なら、¥2,592で、味わえますよ。
一保堂茶舗 玉露 天下一 1回分¥1,296
https://shop.ippodo-tea.co.jp/kyoto/shop/goods/index.html?ggcd=401011
一保堂茶舗の東京丸の内店
http://www.ippodo-tea.co.jp/shop/marunouchi-tokyo.html
今日もお茶で楽しい一日を。