コンビニストア3社(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート)の紙パックのお茶(緑茶)を飲み比べしてみました。
紙パック入り(チルド)のお茶って、
大きくて持ち歩けない。
フタができない。
日持ちしない。
紙パック臭がしておいしくない?
などの先入観があって個人的には買って飲んだことがないのですが、1Lで税込106円。
持ち歩かないのであれば、会社や自宅などで飲むのにペットボトルよりコスパがいいはず。
左から、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート。
似ているといえば似ていますが、最近はデザインも洗練されていて味もちょっと期待できそうです。
緑茶の製造者はすべて同じ??
まずは製造先を確認。
製造は、各コンビニとも委託製造しているはず、意外と伊藤園とかコカ・コーラなどの身近なメーカーだったりするもの。
3社の製造先をみたら衝撃の事実が・・・。
なんと3社とも同じ!
セブンイレブンの製造者
「エルビー」蓮田工場。
ローソンの製造先も
「エルビー」蓮田工場・・・。
ファミリーマートの製造先も
「エルビー」蓮田工場・・・・・・。
あらま〜。3つのコンビニとも「エルビー」です。
中味はすべて同じだったりして・・・。
製造先エルビーとは
「エルビー」という会社。
昭和31年創業で、アサヒビールやアサヒ飲料でおなじみのアサヒグループの会社。
主に、コンビニのチルド飲料の製造をおこなっている会社のようです。
株式会社エルビー
http://www.elbee.jp/
緑茶の原材料は
原材料を確認してみると、3社とも同じ。ペット茶でもスタンダードになりつつある「抹茶入りの緑茶」です。
<原材料>
緑茶(国産)、抹茶(国産)、ビタミンC。
無香料、無着色、無糖。
原材料が同じといっても、使用されている茶葉や抽出時間などは各社でちがうはず・・・。
商品コピーは
3社の商品コピーを比較してみると、さすがに少しづつちがっています。
セブンイレブン
「茶の風味ゆたかなさっぱりとした緑茶」
ローソン
「じっくり丁寧に抽出した爽やかに香り高くまろやかな旨味」
ファミリーマート
「じっくりと低温で、茶葉の旨味を抽出。香り高く、爽やかな味わいの緑茶です。」
お茶の水色と香りは
お茶の水色を比べてみると、3コンビにともほぼ同じですが、わずかにセブンイレブンの緑茶が明るく緑がかった黄色。
3社とも「にごり」は少しだけあります。
香りは3社ともかなり少なく、わずかにお茶の香りがする程度。
お〜いお茶などのペット茶と比べてみると、かなりの差があります。
残念ながらローソン、ファミマのコピーにある「香り高く」ではない・・・。
緑茶の味はどこがおいしい?
実際に飲んでみると、3社とも香りが少ないこともあって、風味も味も薄いな〜。という印象。
でも3コンビニがみな同じということはなく、味や風味にちがいはありました。
薄い中でも一番お茶の味を感じたのは「ローソン」。
3つの中では一番濃い味。
次は「ファミリーマート」。
苦みは少なく、甘みが少しあります。
そして「セブンイレブン」。
セブンイレブンの緑茶は、独特な青っぽさと単に苦みだけが気になる感じです。
天下のセブンイレブンさんなのに・・・。
個人的に、もし紙パックの緑茶を買うなら「ローソン」にすると思いますが、やはりコンビニでお茶を買うなら少し高くてもペットボトルにするかな〜。
紙パックの緑茶を飲んでみると、あらためてペットボトルのお茶がずいぶんとおいしくなっていることがわかる感じです。
コンビニエンスストアの紙パックのお茶(緑茶)。
飲み比べしてみては・・・。
今日もお茶で楽しい一日を。