茨城北限のお茶!【奥久慈茶】でカフェ巡りしてみた。<イベント奥久慈茶カフェ巡り2017>

茨城県のお茶といえば『奥久慈茶』、古内茶(ふるないちゃ)、猿島茶(さしまちゃ)
茨城三大銘茶です。

その中でも奥久慈茶は、新潟の村上茶に並ぶ北限のお茶として知られています。奥久慈は茨城県の北西部にあり、奥久慈茶は久慈川が流れる久慈郡大子町の北部の山間で作られています。

奥久慈茶の栽培面積は119ha。静岡茶の17,400ha、狭山茶の884haと比べてみても、とても小さい生産地ですが、はじまりは室町時代ともいわれる歴史があるお茶です。

冬が寒く、昼夜の寒暖差が大きい山間で栽培される奥久慈のお茶は、茶葉に厚みがあり香りとコクがしっかりしていて、2、3煎目もよく出るのが特長。
お茶の収穫はじまるのは、北限とあって5月中旬頃からと遅めで、茶葉の成長が遅い奥久慈の茶摘みは『一番茶』の1回のみだそうです。

その奥久慈茶の産地でお茶のイベント『奥久慈茶カフェ巡り2017』がおこなわれていたので訪ねてみました。

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奥久慈茶カフェ巡り2017

奥久慈茶カフェ巡り2017』は、生産地の茶園など7カ所がイベント中にカフェとしてオープン、そのカフェを巡りながら奥久慈茶と奥久慈の自然を堪能できてしまうというイベントです。
<奥久慈茶カフェ巡り2017実行委員会主催、奥久慈茶業組合協賛、大子町後援>

各カフェ参加料200円で、それぞれの茶園のお茶とお菓子をいただくことができます。

開催日は、
・9月22、23日
・10月7、8日
・11月3、4、5日
の3回。

奥久慈茶カフェ巡り2017
http://okukuji-cha.jp/?p=1069

東京からだと奥久慈は遠い・・・

イベントが開催されている奥久慈へは、東京からクルマだと2時間30分程度。
電車の場合、JR常磐線「水戸駅」でJR水郡線に乗り換えて「常陸大子駅」まで3時間程度と茨城県といっても、東京からだとちょっと遠い場所にあります。

水戸から水郡線で訪ねてみたかったのですが、調べてみると最寄りの「常陸大子駅」から一番遠いカフェまで徒歩2時間半という距離・・・。
電車だと駅からタクシーになってしまうので、マイカー利用が必須のイベントのようです。

訪れたのは11月5日、3連休の最終日。

東京からクルマで常磐道を走り「那珂IC」で下りて、奥久慈までは一般道で45km。
奥久慈は紅葉の名所でもある『袋田の滝』でも有名、その行楽客と重なってなのか、高速を下りるとまさかの渋滞でした。

1時間くらいノロノロ走りましたが、後半は渋滞は解消されて、景色も久慈川や山が見えてきました。

常陸大子駅に到着したのは、お昼の12時頃。
東京を出発したのは朝8時だったので、4時間もかかってしまった〜。
予定より1時間以上オーバー。でも秋晴れがきれいです。

常陸大子駅にはSL(C12)も展示されてました。

お昼は手打ち蕎麦屋

まずは、昼食にカフェ巡りの近くにある手打ちそば処『待月』さんに。
川沿いにあるお店で、素朴な雰囲気です。

店内は座敷もあって田舎風。
初、奥久慈茶・・・。

お店の中から見える景色も素朴な田舎風景でリラックスできます。

天ざるにしてみました。
天ぷらは野菜天。揚げたてで、ほくほく、サクサク。蕎麦は細くで若干短めです。

ごちそうさまでした〜。
お昼時だったので、食べ終わるまでに1時間30分もかかってしまい、急ぎ、カフェ巡りへ・・・。

カフェ巡りをしてみる

まずは、お蕎麦屋さんから一番近くにあるカフェ『金澤園』さんに。

金澤園

1軒目のカフェは茶園『金澤園』さん。

中はカフェといっても、6人ぐらいが座れるカウンターテーブルのある事務所という雰囲気。
中には数名、外にもカフェ巡りしている人がいて思ったよりにぎわっている感じです。

まわりは茶畑に囲まれていて、隣には製茶場もありました。

新茶の季節は若草色できれいになりそうです。

お店に入ると、茶園のおかみさんと思しき方が温かく迎えていただき、早速に煎茶を淹れてくれました。

お茶は『かぶせ茶の深蒸し』とのこと。
品種は「やぶきた」ではなく、「ふくみどり」だそうです。

水色は濃い緑で、旨味がしっかり。濃厚でおいしいですね。

参加費の200円を渡し、最初なので『カフェ巡りのパンフ』をもらい、1軒目のところにシールを貼ってもらいました。
シールには「」の文字が、それぞれのカフェでシールを変えているようです。

お菓子は、鮎の最中と、ラムレーズンチョコ。(どちらか一つ選択)、鮎は奥久慈の名物ですね。
持ち帰れるように包装されているのがうれしいです。

茶園の方が、かぶせ茶の作り方も写真とともに丁寧に説明してくださいました。
1軒目から『奥久慈茶』が好きになってしまったかも・・・。

ごちそうさまでした〜。

大子おやき学校

2軒目のカフェは、『大子おやき学校』、明治7年に創設された小学校です。

平成8年に廃校なりましたが、おやきの製造や販売、おやき作りの体験教室も開催する「おやき学校」として利用されています。
長野のイメージがある「おやき」は茨城の郷土料理でもあるんですね。

タイムスリップしたような木造の素敵な校舎。
大子町にはこのような校舎が他にも残っていて、映画やCMの撮影にも利用されているそうです。

校舎の中に入ると、水出し茶が用意されてました。
ここは奥久慈茶業組合のカフェとのこと。

常温か、冷たい水出し茶が選べるようになっています。
コップは小さい紙コップでしたが・・・。
甘みと旨味がしっかりというより、清涼感のあるさっぱりした味わいのお茶でした。

ここのお茶菓子は「おやき」です。
キノコおやきを除く、9種類から好きな「おやき」を選べます。

おいししそ〜、迷いますね〜。

おやきを食べながら校庭の芝生の上でゆっくりしたかったのですが、2つ目のシールを貼ってもらって、次のカフェに。
ごちそうさまでした〜。

カフェ巡りの途中途中に、クルマから見える奥久慈の茶畑。
山間、野菜畑の中に少しづつ茶畑がありました。

あづま園

3軒目のカフェは茶園『あづま園』さん。道路沿いの交差店にあるお店です。
茶園のご主人とおかみさんと思しきご夫婦が笑顔で迎えてくれました。

まずは、淹れていただいたお茶とお菓子をいただきます。
お茶は中蒸しの煎茶とのこと。

お菓子は、「よもぎのスコーン」と「こしあんとチーズのふわり」。

お菓子の口直しとして自家製の白菜漬けも出していただきました。
お茶といただく白菜漬けがおいしかったです〜。

3軒巡ると、オリジナルの木製コースターを頂けるとのこと。
草木染で奥久慈茶のロゴの焼き印が施してあるコースターです。
ブルーのコースターは昨年の藍染めのコースター。こちらも素敵だったので頂きました。

何気ない会話が、とても和むアトホームな雰囲気のカフェでした。
ごちそうまでした〜。

4軒目の予定だった「吉野園」に行ってみると、カフェ巡りの「のぼり」がでてなく、やっていないない様子・・・。
パンフを確認してみると、なんと14:00まで。

カフェによって閉店の時間がちがうぞ〜。

すでに15時を過ぎていたので、15時までの「広畑園」さんも間に合わない・・・。
最初にパンフレットをよく見ておけばよかった・・・。

高見園

気を取り直して、4軒目は『高見園』さん。
通りから山の中に少し入っていくと茶畑の中にカフェがありました。カフェの奥は高見園さんのご自宅のようです。

目の前がすぐ茶畑です。見おろす感じでいい眺め。

高見園さんのカフェは、テラス席もあって本当のカフェになっていてびっくり。
イベント期間だけでなく、普段からもカフェとしてオープンしているお店なんですね。

メニューも煎茶と和紅茶から選べます。
こちらは煎茶と「たんさんまんじゅう」。

和紅茶と「奥久慈りんごのババロア」。
こちらも本格的。紅茶は甘みがあって、スイーツもとてもおいしい〜。
200円でこれはなかなか頂けないセットです。

カフェはご家族で運営されている様子で、みなさん笑顔に温かみがあって心地のいいカフェでした。
ごちそうさまでした〜。

器而庵

5軒目は、常陸大子駅に近い『器而庵(きじあん)』さん。
茶園ではありませんが大子漆のギャラリーで、重厚感のある建物は明治29年に建てられたものだそうです。

中も落ち着く素敵な雰囲気です。

こちらは、『奥久慈茶ラテ』甘納豆付き。
抹茶ラテに比べるとさっぱりした感じですが緑茶の風味が味わえるラテでした。

ごちそうさまでした〜。
奥久慈のカフェ巡りはこれで終了。

スタートが遅かっただけに、7軒全制覇できなかったのはちょっと残念ですが、カフェを巡りながら、実際に茶畑を見て生産者の方に触れながらお茶を頂けたのはとてもいい体験でした。

なんといっても、どこのカフェの方もとても笑顔で温かく迎えてくださったので、気持ちよくおいしいお茶を味わうことができました。

奥久慈茶は、なかなかスーパーなどのお茶コーナーで見かけることもなく、普段なじみのないお茶ですが、『奥久慈茶』は自分のなかでちょっと特別なお茶になりそうです。

今度は、新茶の季節に奥久慈を訪ねてみたいものです。

今日もお茶で楽しい一日を。

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