【京都で抹茶】「青蓮院(しょうれんいん)」で抹茶と庭園を楽しむ。

京都市東山区にある「青蓮院(しょうれんいん)」。
起源は、最澄が比叡山に作った「青蓮坊」という住坊のひとつです。

青蓮院へ向かうとまず目に入るのが、門前の右側にある大きなクスノキ。樹齢800年で京都市の天然記念物。親鸞(しんらん)が手入れをしたといわれているありがたい樹木。

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青蓮院(しょうれんいん)は、「青蓮院門跡(しょうれんいんもんぜき)」という門跡寺院です。

門跡寺院」とは、門主(住職)が皇室か摂関家によって受け継がれてきたお寺のこと。青蓮院は「粟田御所」とも呼ばれている皇室ゆかりの京都屈指の名所です。

現、門主(住職)の東伏見慈晃さんは、香淳皇太后陛下の実弟の息子さんです。昭和天皇はこの方のおじさんにあたるということですね。元は銀行マンだったとか・・・。

その青蓮院で、お抹茶がいただけます。

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ふすま絵は現代の琳派か

青蓮院の拝観料は、500円
抹茶券は別料金で、500円

受付を済ませると目の前に大きな掛け軸が。心を静かに「感謝の心」で中に進みます。

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奥に進むと目の前に、沢山の額絵と力強い蓮のふすま絵が。
額絵は三十六歌仙額絵。ふすま絵は、京都が生んだロックな壁画師「木村英輝氏(キーヤン)」作で寄贈したもの。
まさに現在の琳派(りんぱ)。歴史的建造物に現代のアートがありながら違和感などありません。

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「相阿弥」作の庭が美しい

ふすま絵のある間を右に進むと、美しい庭園が広がります。
相阿弥」作の庭園。相阿弥は銀閣寺の庭も手がけている室町時代の足利将軍お抱えの絵師です。

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柱や壁に切り取られて室内から見える庭園はまた格別。
庭園は、室内から下りて一周観て回ることができます。

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お抹茶はタイミングをみて頼む

ふすま絵と庭園を十分に堪能して、受付に戻ってお抹茶をお願いしました。
赤い毛氈(もうせん)の敷いてあるところに座って抹茶がでてくるのを待ちます。

一応、毛氈の上は抹茶席となっているのですが、その周りは、抹茶を頂かない方も自由に入ることができるので、前の縁側に立って撮影をしていたり、すぐ後ろの畳に座って佇む人がいて、タイミングによっては、少し落ち着かない感じに・・・。

とくに、青蓮院で驚いたのは、外国人が多い!
この日が特別だったのか、皇室にゆかりがあるお寺だからなのかわかりませんけど、気がついたら自分以外は全員外国人になっている時もあったほど・・・。外国人に囲まれて抹茶を待つという不思議な状態。

でもタイミングをみれば、この写真のように誰もいなくなる時もあるから大丈夫。

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しばらくすると、お抹茶とお茶菓子がでてきました。
茶菓子の包みには「皇室の紋」、懐紙(かいし)には「栗田御所」と。たしかに皇室ゆかりであることは間違いない!

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お茶菓子は「青蓮饅頭」。青蓮の焼印がしてあり、上にザラメがまぶしてあります。中は黄身の餡になっていておいしい。平安神宮前にある「京菓子司 平安殿」のお菓子。

お抹茶は、宇治「丸久小山園」の抹茶のようです。

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相阿弥の作った庭園を眺めながら、感謝の心をもって抹茶を楽しんでみてはいかがでしょう。心がリセットされてスッキリすると思いますよ。

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「青蓮饅頭」。お寺の中でも購入することができるようです。
ちょっとありがたみのない感じで売ってますけど・・・。

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お抹茶を頂いたあとは、青蓮院境内 将軍塚青龍殿の「ガラスの茶室」でもいかが?
すべて透明!【期間限定展示】京都・将軍塚の「ガラスの茶室」。

拝観時間 9:00~17:00  ※春・秋夜間ライトアップ
休館日 無休
拝観料 一般: 500円
お抹茶 500円 華頂殿
お寺のURL http://www.shorenin.com/
住所 京都市東山区粟田口三条坊町69-1
備考 【庭園】相阿弥の作の池泉回遊式庭園。築山泉水庭でもあります。ライトアップは青色LEDで幻想的。

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