【京都で抹茶】すばらしい開放感!「実光院」で抹茶と庭園を楽しむ。

京都市左京区にある「実光院(じっこういん)」。三千院のすぐそばにある天台宗のお寺です。

魚山大原寺勝林院(ぎょざんたいげんじしょうりんいん)の「僧房」の一つです。
僧房とは、お坊さんが生活する宿舎。近くにある額縁庭園で有名な宝泉院もその僧坊の一つ。

関連記事:【京都で抹茶】「宝泉院」で抹茶と秋の額縁庭園を楽しむ。

その「実光院」でお抹茶がいただけます。

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実光院は、三千院の御殿門をでて右にほんの少し歩いたとこにあります。前がひらけているからか明るい印象のお寺です。

関連記事:【京都で抹茶】秋はパワースポット「三千院」で抹茶と庭園を楽しむ。

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玄関から上がったところでが受付になっていて拝観料を払います。
拝観料は、700円。
お抹茶代は拝観料に込みです!

受付の左が客殿。お抹茶はその客殿ですぐに頂けますが、先に庭を散歩することにしました。

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控えめに咲く四季折々の花を探しながら散歩

庭から客殿がみえます。開放感のありそう!
客殿は、大正10年に建てられたものだそうです。

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実光院の庭園は、一年中を通して四季折々の花が咲いていることでも知られています。
庭園に入ってすぐに白い秋明菊(ショウメイギク)と紫の杜鵑草(ホトトギス)がお出迎え。

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秋から春まで咲くという珍しい桜「不断桜(ふだんざくら)」も咲いていました。
秋も深まると、赤く染まった紅葉と桜がいっしょに楽しめるそうですよ!

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これは紫式部の実。鮮やかできれい!

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茶室「理覚庵」も。昭和50年の建築なのでまだ新しい見た目。

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客殿の開放感はすばらしい。気分がとても明るくなる空間

庭園はそれほど広くないので、ゆっくり一周しても10分程度。
もどって、お抹茶をお願いしてから客殿にあがります。

明るく開放感のある客殿。そこにはお抹茶を頂いた方の茶碗が2つ残されていました。これは絵になりまね〜。

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しばし、この開放感に癒されてから、赤い毛氈の上に座って抹茶をまちます。
三千院は、結構な人がいましたが、只今ここは貸し切り状態でございます。

お抹茶を待つ間、お庭の解説をするテープを流してくれました。
庭園は、先のお抹茶を頂いて、このテープを聞いてからまわった方がいいかもしれませんね。

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すばらくすると、お抹茶とお茶菓子がでてきました。

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お抹茶の泡の細かさが素敵。

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お茶菓子は、八ッ橋饅頭
ニッキの香りがして、こしあん入り。薄皮でとても上品にいただけるお饅頭です。
京都中京区にある京菓子司「よし廣」のお茶菓子です。

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お抹茶を頂きながら無心で庭を見ていると、開放感のある空間を通り抜ける「心地よい風」がどんどん気分をすっきりさせてくれます。
充電完了!

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三千院のあとは、実光院に立ち寄って、
心地よい風とお抹茶を楽しんではいかがしょう。

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『実光院』アクセスマップ、拝観料、拝観時間

拝観時間 9:00~16:30
休館日 1月1日のみ
拝観料 一般: 700円(お抹茶込)
お抹茶 拝観料に含む
お寺のURL http://www.jikkoin.com/
住所 京都市左京区大原勝林院町187番地
備考 【庭園】契心園(けいしんえん): 池泉鑑賞式庭園

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