【鎌倉で抹茶】浄妙寺(じょうみょうじ)でお抹茶を楽しむ。

鎌倉市浄妙寺にある「浄妙寺(じょうみょうじ)」。

「浄妙寺」は、足利氏の2代当主で源頼朝の重臣であった足利義兼(よしかね)が1188年に創建した臨済宗のお寺。鎌倉五山の一つ(第一位建長寺・第二位円覚寺・第三位寿福寺・第四位浄智寺・第五位浄妙寺)で格式も高い禅寺です。

その浄妙寺(じょうみょうじ)でお抹茶がいただけます。

浄妙寺へはJR鎌倉駅から京急バスで12分程度、「浄明寺」で下車します(バス:鎌倉霊園正面前太刀洗・金沢八景行き、ハイランド行き)。徒歩なら鎌倉駅から30分程度です。

すぐ近くには、竹寺として有名でお抹茶もいただける報国寺があります。

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浄妙寺には、バス停から徒歩2分程度。
お寺までの道は桜の並木になっていて満開の時はきれいになりそうです。

石釜のテラスで自家製パンもいただけるお寺

門を入った左側に受付があります。
拝観料は、100円(お抹茶代は別)

浄妙寺は1400年代の火災までは塔頭が23つもある大きなお寺だったそうで境内は広そうです。

境内には、お寺なのに自家製のパンやコーヒーがいただけるレストラン「石釜ガーデンテラス」があることでも知られています。伺った日のガーデンテラスはお休みでした。ちょっと残念・・・

数段階段をあがると、大きな本堂が見えます。

今、屋根は銅板葺になっていますが、昔は「かや葺」。かや葺屋根がのこっていればかなり趣のある禅寺といった雰囲気。

和カフェのような喜泉庵(きせんあん)でお抹茶

お抹茶がいただける「喜泉庵(きせんあん)」は、本堂の左側にあります。

メニューは、
生菓子とお抹茶 1,000円
干菓子とお抹茶 600円

生菓子は少しお高め・・・

外から伺える茶席や庭は雰囲気が良さそうです。

庵の中に入り、お抹茶代を払って上がります。

中は、赤い毛氈の敷いてある畳の席と、椅子に座れるテーブルの茶席がありました。
建物にあまり古さはなどなく、和のカフェのような素敵な茶席。

手入れの行き届いた枯山水の庭が美しいです。
明るく開放感があるけど、落ち着いた空間でとても心地がいい〜。

壁には禅の世界で「悟り」を表現している丸い窓と、「迷い」を表現した四角窓。
掛け軸には「無心」・・・と

平日はとてもゆっくりできる空間

茶席に座って枯山水の庭を眺めていると、すぐにお抹茶がでてきました。

お菓子は大きめな落雁。足利氏の家紋「引両紋(ひきりょうもん)」ですね。
しっかりした食感でシンプルな甘さの落雁です。

こちらは、生菓子のとお抹茶。

桜をかたどった生菓子です。
風味のあるしっかりした白あんが食べ応えある和菓子。

この喜泉庵(きせんあん)も休日はにぎわいそうですが、伺った平日の午後は人も少なく他には一組だけ。静寂の中でとても心休まるひと時を味わうことができました。

鎌倉「浄妙寺」の素敵な寺カフェでお抹茶を楽しんでみてはいかがでしょうか。

帰りは、ミシュラン・グリーンガイドで三ツ星を獲得している竹寺の「報国寺」に。竹林の中で楽しむお抹茶もおすすめです。

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今日もお茶で素敵な一日を。

拝観時間 9:00~16:30(冬は16:00)
休館日 無休
拝観料 一般: 100円
お抹茶 1000円(季節の生菓子付)・600円(らくがん付)
お寺茶処のURL http://ishigama.info/kisenan/
住所 鎌倉市浄明寺3-8-31 浄妙寺境内
備考 鎌倉五山の一つで由緒と歴史のあるお寺。水琴窟の音色に耳を傾け、枯山水庭園を鑑賞しながらお抹茶をいただけます。

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2018年4月28日
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