「最高位十段の茶師」が作る新茶。極みブレンドPREMIUMを飲んでみた。

プレミアム感が漂うフレーズのパッケージに魅かれ、思わずというか「まんまと」手にとってしまいました。
そもそも、「最高位十段の茶師」ってよくわからないけど、相当にすごそう!
そんな人が、「極みブレンドPREMIUMの新茶」を作っていたら、きっとスペシャルに違いない!

最高位十段の茶師とは

茶師」とは、簡単にいえば「茶葉を選定してブレンドする人」。
お茶は一種類の茶葉だけではおいしいお茶にならないため、数多くある茶葉からそれぞれの特徴を生かしてブレンド=「合組(ごうぐみ)」し、旨み、甘み、苦み、渋みなどより味わい深いお茶をつくります。

最高位十段」とは、全国の腕自慢の茶師たちが茶葉の産地、品種等を当てることで鑑定技術を競う「全国茶審査技術競技会」で、最高位の十段を取得した茶師に与えられる称号で、この最高位十段は全国に十数人しかいなそうです。

関谷祥嗣氏は平成21年に開催された「全国茶審査技術競技会」で十段を取得した、九州初の最高位茶師だそうです。

水宗園では、関谷氏より東海・関東・東北・北海道エリアの独占販売権をもらい「茶師シリーズ」として販売しており、そのシリーズの一つにこのPREMIUM「新茶」もあるようです。

IMG_0510

苦みがしっかりしている新茶

パッケージによると、茶葉は鹿児島産。
鹿児島はお茶の生産地としては静岡に次ぐ2位、日本の三大銘茶としては3位の狭山と肩を並べるほど・・・。
最近では、鹿児島ブランドも知名度が高くなっていますね。

新茶(一番茶)は新芽にアミノ酸(テアニン)を多く含むため、二番茶・三番茶にはないさわやかな香りとうまみを持っているのが特徴。
パッケージ裏に描かれている「新茶のおいしい飲み方」の通り、
1.茶葉5g(茶さじ1杯)を急須にいれます。
2.冷ましたお湯(約70~80℃)を急須に注ぎます。
3.40秒ほどおいて、湯のみに注ぎ分けます。最後の一滴まで注ぎ切るのが美味しくお飲みいただけるコツです。

IMG_0508

新茶にしてはさわやかさより、いい意味で渋味や苦みが強い印象です。

二煎目は、すでに茶葉が柔らかく開いているので抽出時間は短くしてみました。
一煎目ほどではないですが、味がしっかり残っていてさわやかさも楽しめました。

これが、最高位茶師のブレンドするプレミアムな味なのであろう!
関谷氏がどんな思惑で合組したのか、ちょっとおたずねしたいものです・・・。

お茶で素敵な一日を。

・水宗園
http://www.suisouen.co.jp/

スポンサーリンク