味ちがう?【寝かせ茶葉入り】秋の伊右衛門を飲んでみた。

サントリー『伊右衛門』が秋のリニューアルをしたので飲んでみました。『寝かせ茶葉入り』の伊右衛門。
2017年8月22日発売

リニューアルしたといってもの、見た目はほとんど変わらないのでわかりませんね。

昨年までは、パッケージが秋っぽくなったりして区別も付きやすかったのですが・・・。

今年はシール程度。

よく見ると、小さく『寝かせ茶葉使用』と書かれていました。

『寝かせ茶葉』とは

でも『寝かせ茶葉』っていったいなんでしょう・・・。伊右衛門のニュースリリースを見てみると、このような説明が書かれています。

寝かせ茶葉とは:光を遮断して旨みを閉じ込めたかぶせ茶を一定期間熟成させ、香りを引き出した茶葉。香り豊かで苦渋味が少なく、まろやかな味わいが特徴。

昔、初夏につまれた茶葉は壺に入れて、夏の間に低温貯蔵して熟成させていました。熟成させることで、新茶特有の青臭さが抜け風味もまして、まろやかでコクと深みのある茶葉になります。これを後熟(こうじゅく)といいます。
徳川家康もこの『後熟』した深い味わいのお茶を好んだといわれています。

【秋こそ新茶の季節!】秀吉と家康も秋に熟成されたお茶を楽しんだ!

2016年9月16日

夏の伊右衛門と飲み比べてみる

伊右衛門の夏バージョン『水出し抹茶入り』と飲み比べてみることにしました。左:寝かせ茶葉、右:水出し抹茶入り。

水色は両方同じ、にごりのある明るい黄色です。香りもとくに違いは感じず同じ印象。

飲んでみると、あら味も同じ・・・。
寝かせ茶葉』の方がちょっと苦みが少なくてまろやかな気もしますが、何度か飲み比べて感じるかどうかという程度。違いは茶師さんじゃないとわからないレベル?

単品だと、飲む時の自分のコンディションで感じる違いの方が勝ってしまって、商品本来の違いまで感じるのはちょっと難しそうですね。

サントリー『伊右衛門』の寝かせ茶葉入り。
気分だけ、秋の熟成したお茶を楽しんでみては。

今日もお茶で楽しい一日を。

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